亀頭にぶつぶつができると、性病などの病気を心配する人も多いでしょう。しかし、以下のように思っている人もいるのではないでしょうか。
- 亀頭のぶつぶつにはどのような原因があるの?
- ぶつぶつの症状の特徴が知りたい
- 自分でできる対処法はあるの?
結論、亀頭のぶつぶつには性病から毛嚢炎まで様々な原因があり、症状や治療法は原因によって異なります。
今回の記事では、亀頭のぶつぶつの代表的な6つの原因とその症状、治療法について詳しく解説します。
自己判断での治療は症状を悪化させる恐れがあるため、この記事を参考に適切な対処をしましょう。
亀頭のぶつぶつ6つの原因・症状・治療法

亀頭にぶつぶつができる原因について、以下のような6つのケースとその特徴を解説します。
- フォアダイス|同サイズのイボが複数できる
- 尖圭コンジローマ|イボ状の小さな隆起が複数発生する
- 性器ヘルペス|亀頭部に小さな水疱が複数出現する
- 梅毒|感染部位に小豆〜小指大の硬いしこりができる
- 軟性下疳|柔らかく豆粒くらいのコブができる
- 毛嚢炎|赤い発疹や膿を持った小さな腫れが特徴
これらの症状の多くは原因や治療法が異なり、適切な対処が必要です。
疑われる症状がある場合は自己判断を避け、専門医を受診しましょう。スムーズに治療を行うためには、早期発見・治療が重要です。
フォアダイス|同サイズのイボが複数できる
フォアダイスは感染症や性病とは全く無関係な、生理的な状態です。そのため、過剰な心配や不安を抱える必要はありません。
症状 | 白色・黄色・ピンク色のイボ(数mm程度で同じ大きさ) |
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発症率 | 成人男性の約60~70% |
性質 | 正常な皮脂腺の一種で感染しない |
治療 | 不要 |
市販薬での処置や自己判断での治療は、炎症を起こす可能性があるため避けましょう。気になる場合は、皮膚科や泌尿器科の専門医に相談することをおすすめします。
尖圭コンジローマ|イボ状の小さな隆起が複数発生する
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)による性感染症の一つです。性器や肛門周辺に、イボ状の小さな隆起が複数発生するのが特徴的な症状です。
放置すると症状が悪化し、複数の隆起が集まってカリフラワーのような形状になったり、痛みや痒みを伴ったりすることもあります。
主な症状 | 小さなイボ状の隆起が多発、カリフラワー状に増殖 |
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好発部位 | 亀頭部、包皮、陰茎の根元、肛門周囲 |
治療方法 | 外用薬の使用、液体窒素による冷凍療法、レーザー治療、外科的切除 |
尖圭コンジローマは自然治癒が難しく、適切な治療を受けなければ症状が進行する可能性があります。早期発見・早期治療が重要なため、疑わしい症状がある場合は早めに泌尿器科や皮膚科などの専門医を受診しましょう。
パートナーへの感染予防も重要です。治療中は性行為を控え、医師の指示に従って適切な予防対策を取ることが推奨されます。
性器ヘルペス|亀頭部に小さな水疱が複数出現する
性器ヘルペスウイルスに感染すると、亀頭部に小さな水疱が複数現れます。
水疱は時間の経過とともに破裂し、痛みを伴う浅い潰瘍へと変化していきます。この症状は無治療でも2週間程度で自然に治まりますが、完治したわけではありません。
初発症状 | 群生する水疱、発熱、倦怠感など |
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進行症状 | 潰瘍形成、痛み、灼熱感 |
治癒期間 | 約2週間(適切な治療の場合) |
ウイルスは神経節に潜伏し、ストレスや疲労、免疫力の低下をきっかけに再活性化することがあります。症状の再発を繰り返す可能性があるため、早期の医療機関受診が重要です。
治療には抗ウイルス薬が使用され、症状の緩和と治癒期間の短縮が期待できます。再発を繰り返す場合は、予防的な抗ウイルス薬の服用が推奨されることもあります。
川崎検査クリニックでは気になる症状の即日検査・治療が可能
川崎検査クリニックは、性病検査・性病治療を行う男性専門のクリニックです。
当院の検査・治療は自由診療(匿名検査)のため保険証のご提示が不要で、家族や会社に知られることはありません。
受診の際の予約は不要なほか、土日祝日も夜間まで診療しています。
即日検査・治療も可能なため、気になる症状がある方は川崎検査クリニックにお気軽にご相談ください。
※即日検査・治療は川崎院は14:00までの採取、上野院は12:30までの採取が対象です。
医院 | アクセス | 営業時間 | 電話番号 |
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川崎院 | 川崎駅東口地下街より徒歩30秒 | 午前診療:11:00~15:00 午後診療:15:30~20:00 ※休診日なし | 050-1752-0375 |
上野院 | 上野駅から徒歩5分 上野御徒町駅から徒歩2分 JR御徒町駅から徒歩3分 | 午前診療:10:30~13:00 午後診療:15:00~20:30 ※木曜日休診 | 050-1752-0535 |
\ 川崎駅東口地下街より徒歩30秒/
\ 上野御徒町駅から徒歩2分/
梅毒|感染部位に小豆〜小指大の硬いしこりができる
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。感染から3~6週間程度で症状が始まり、放置すると重篤な全身症状に進展する可能性があるため、早期発見と治療が極めて重要です。
梅毒の症状は、4つの段階に分類されます。それぞれの段階で現れる症状は以下の通りです。
段階 | 感染からの期間 | 症状 |
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第1期 | 感染から約3週間後 | ・初期硬結:感染部位に小豆〜小指大の硬いしこりができる。 ・硬性下疳:初期硬結が潰瘍化し、痛みのない浅い潰瘍になる。 ・リンパ節腫脹:鼠径部のリンパ節が痛みなく腫れる。 |
第2期 | 感染から約3ヶ月後 | ・梅毒性バラ疹:体幹、顔面、四肢に1〜3cmのピンク色の発疹ができる。 ・丘疹性梅毒疹:赤褐色の小さな隆起した発疹が全身に広がる。 ・扁平コンジローマ:性器周辺に平らなしこりのようなものができる。 ・全身症状:発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、食欲不振、体重減少などが現れる。 ・リンパ節腫脹:全身のリンパ節が腫れる。 |
第3期 | 感染から3〜10年後 | ・ゴム腫:皮膚、骨、筋肉、肝臓、腎臓などにゴムのような腫瘍ができる。 ・心血管梅毒:大動脈瘤、大動脈弁閉鎖不全、冠動脈狭窄などが起こることがある。 |
第4期 | 感染から10年以上経過した後 | ・進行麻痺:頭痛、発音不明瞭、記憶障害、思考力低下、妄想などの症状が進行し、末期には全身麻痺に至ることがある。 ・脊髄癆:背中と脚に強い痛みが繰り返し起こり、歩行が不安定になり、感覚異常、排尿障害、勃起障害などが現れる。 |
なお、現在では治療方法が確立しているため、第3期・第4期に至ることはほとんどありません。
診断には血清検査が必要ですが、感染初期は偽陰性となる可能性があります。そのため、症状が疑わしい場合は3ヶ月程度の経過観察期間を設け、再検査を行うことが推奨されます。
治療には抗菌薬の投与が必要で、医師の指示のもと適切な治療を受けることで完治が期待できます。パートナーの検査・治療も同時に行う必要があるため、症状に気づいたら速やかに泌尿器科や性病科を受診しましょう。
軟性下疳|柔らかく豆粒くらいのコブができる
軟性下疳は、海外で感染することが多い性感染症の一つです。感染から2〜7日程度の潜伏期間を経て発症します。
コブは柔らかく豆粒くらいの形状で、破裂して潰瘍になると強い痛みを伴います。また、鼠径部のリンパ節が腫れて痛みを感じることも一般的な症状です。
確定診断には、潰瘍部分からの検体を用いた培養検査が必要です。診断後は適切な抗菌薬による治療を開始し、通常1週間程度で症状が改善します。
早期発見・早期治療が重要なため、疑わしい症状がある場合は速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
毛嚢炎|赤い発疹や膿を持った小さな腫れが特徴
亀頭や包皮の毛包に細菌感染が起きると、毛嚢炎を発症することがあります。赤い発疹や膿を持った小さな腫れが特徴的な症状で、触れると軽い痛みを感じることもあります。
不衛生な状態や過度な摩擦、蒸れた環境が続くと発症リスクが高まります。特に夏場は汗により蒸れやすい環境となるため、注意が必要です。
治療には抗菌薬の外用が基本となりますが、症状が重い場合は内服薬が処方されることもあります。再発を防ぐためには、毎日の清潔なケアと通気性の確保が重要です。
市販薬で様子を見ても改善が見られない場合は、泌尿器科の受診をおすすめします。
亀頭のぶつぶつは医師の診断のもと適切な治療をすることが大切

亀頭のぶつぶつには様々な原因があり、自己判断での治療では症状が改善しなかったり、かえって炎症を起こしてしまう場合もあります。
そのため、亀頭のぶつぶつが気になる場合は、早めに医師の診断を受け、適切な治療を受けましょう。
川崎検査クリニック川崎院は、川崎駅東口地下街より徒歩30秒に医院を構える男性専用性病外来です。忙しい方でも通院していただけるよう、毎日20時(最終受付時間は19時30分)まで開院しています。
また、上野御徒町駅から徒歩2分・JR御徒町駅から徒歩3分の上野院は、20時30分(最終受付時間は20時)まで開院しています。
即日検査通知・処方にも対応しているため、お急ぎの方でも安心して治療を進めていただけます。また、検査結果はWeb上で簡単にご確認いただけるため、結果の確認に再度ご来院いただく必要はありません。
匿名での性病検査も可能なため、家族や会社に知られないか不安な方でも安心して診察を受けていただけます。
▼川崎検査クリニック 川崎院
住所 | 神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目1-7 太陽軒ビル2階 |
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アクセス | 川崎駅東口地下街より徒歩30秒 |
営業時間 | 午前診療:11:00~15:00 午後診療:15:30~20:00(受付時間は閉院30分前) |
電話 | 050-1752-0375 |
公式サイト | https://pcr.luna-dr.com/ |
▼川崎検査クリニック 上野院
住所 | 東京都台東区上野4-5-11安富ビル2階 |
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アクセス | 上野御徒町駅から徒歩2分JR御徒町駅から徒歩3分 |
営業時間 | 午前診療:10:30~13:00 午後診療:15:00~20:30(受付時間は閉院30分前) |
電話 | 050-1752-0535 |
公式サイト | 公式サイトを見る |
▼検査・治療費用
【検査セット】
性病検査セット | 料金 |
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性病検査・処方セット(1項目~/お薬/再検査) | 19,800円~ |
性病検査セット(5~11項目) | 24,800円~ |
ブライダルチェック検査(15項目) | 49,800円 |
コンプリート検査(19項目) | 59,800円 |
【単品検査】
単品検査 | 料金 |
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単品検査(1~3項目) | 7,000円/項目 |
単品検査(4~7項目) | 5,000円/項目 |
単品検査(8~項目) | 4,000円/項目 |
HPV検査(1項目) | 20,000円~ |
【治療】
お薬の処方 | 料金 |
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外用薬(塗り薬) | 3,900円~ |
内服薬・点滴治療 | 7,900円~ |
性感染症予防薬(Doxy Pep) | 3,000円~ |
まとめ
本記事では、亀頭のぶつぶつの原因、症状、治療法について解説しました。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 亀頭のぶつぶつには、フォアダイス、尖圭コンジローマ、性器ヘルペス、梅毒、軟性下疳、毛嚢炎の6つの主な原因がある
- 各原因によって症状や治療法が異なるため、自己判断での治療は避け、専門医の診断を受けることが重要
- フォアダイスは正常な生理現象で治療不要だが、他の原因は適切な医療処置が必要
- 性感染症は早期発見・早期治療が重要であり、毛嚢炎は衛生管理と適切な治療で改善可能
- 症状が気になる場合は、泌尿器科や皮膚科などの専門医を受診することを推奨
亀頭のぶつぶつは、放置すると症状が悪化したり、パートナーへの感染リスクが高まったりする可能性があります。
少しでも気になる症状があれば、恥ずかしがらずに専門医に相談し、適切な診断と治療を受けましょう。
早期発見・早期治療が、あなたとパートナーの健康を守ることにつながります。
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