
HIV予防薬とは(PEP・PrEP)
PEPやPrEPは日本ではまだあまり知られていませんが、正しく服用することで、性行為におけるHIV感染のリスクを最大99%も下げられると報告されています。世界的にも高い予防効果が認められているお薬です。

価格と特徴

PEP(ペップ):暴露後予防
感染の可能性がある行為の後に緊急的に服用する予防薬
性行為後、72時間以内に服用開始する必要があるお薬です!
高リスクな性行為後にHIV感染を防ぐことを目的としたお薬で、世界的にも高い予防効果が認められています。
PEPはHIV治療薬の3 種類の有効成分を全て使用
1ヶ月分(HIV・B型肝炎・腎機能検査つき) | 59,800円 |
PrEPはただいま準備中です。

PrEP(プレップ):暴露前予防
感染リスクのある行為の前から継続的に服用する予防薬
性行為前に事前に予防を始めるお薬です!
HIV感染を未然に防ぐことを目的としたお薬で、世界的にも高い予防効果が認められています。
PrEPはHIV治療薬の3 種類の有効成分のうち 2 種類を含む薬剤を使用
1ヶ月分(HIV・B型肝炎・腎機能検査つき) | 準備中 |
3ヶ月分(HIV・B型肝炎・腎機能検査つき) | 準備中 |
6ヶ月分(HIV・B型肝炎・腎機能検査つき) | 準備中 |

緊急性が高いお薬だから
すぐ検査すぐ処方
処方までの所用時間は最短15分程度です!
当日予約なしでも受け入れ可能なので安心してお越しください!

予防薬は緊急性が高く、内服時期が定められているお薬です。
また、予防効果を高める一番の秘訣は
「適切なタイミングでスケジュール通りに内服いただく事」
が重要になります。
川崎検査クリニック上野院ではアクセスも良く、毎日19:30まで受付しております。
また、患者様にいつでも安心してご来院いただけるよう休診日なく開院しております。
事前検査&フォローアップ
検査について
ただ薬を手に入れられればよい!?
いいえ、個人輸入や自己判断での服用は大変危険です💦
医師の指導の元で、しっかり検査をしましょう🔬
■ 事前検査について
予防薬を使う前に、すでに性感染症に感染していないかを確認することが不可欠です。
性感染症が存在する状態で予防薬を使うと、薬が効きにくい「耐性菌」が発生するリスクがあります。
当院では、安全性を確保するため、すべての方に 使用前の事前検査を必須 としています。
■ フォローアップ検査について
予防薬は高い予防効果を持ちますが、100%ではありません。
そのため、使用開始後も 定期的なフォローアップ検査 を受けていただくことが重要です。
また、以下の場合は特に注意が必要です:
B型肝炎ウイルスに感染している方:PrEPやPEPの使用を中止した後に、肝炎の症状が悪化することがあります。特に慢性B型肝炎の場合は、重篤な症状につながることもあります。
腎機能に不安がある方:予防薬が腎機能に影響を与える可能性があるため、服用後の定期的な検査が大切です。
PrEP・PEPは、感染予防という大きなメリットがある一方で、体への影響なども含めて適切な管理が必要です。
そのため、医師の指導のもと、定期的な検査を行いながら安全にご利用いただくことが望まれます。

処方までの流れ
カンタン3STEPで処方可能です💡
処方可否を確認するため、問診にご回答いただきます。
必要に応じて、個室カウセリングにて詳細をお伺いさせていただきます。
内服開始に必要な事前検査の実施と内服にあたり注意点を診察にてご説明いたします。
フォローアップ検査の日程をお伝えいたします。

現金・各種クレジットカード
バーコード決済などがご利用いただけます。
検査に異常なければ、内服開始です。
PEP/PrEPともに最低28日間の内服が必要となります。
服用方法順守の上、内服を開始してください。
内服が完了したら、再度検査を行っていただいきます。
内服後の検査は1ヵ月後・3ヵ月後・6ヵ月後を推奨しております。

よくある質問(FAQ)
- どれくらい効果がありますか?
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個人差はありますが、CDCの報告ではデイリーPrEPの予防率は約99%と非常に高い効果が確認されています。
PEPも正しく服用することで、ほぼ100%に近い予防効果があるとされています。 - 効果が出るまでどれくらいかかりますか?
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男性は7日ほど、女性は3〜4週間で効果が最大になるとされています。
- 服用方法は?
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PrEP:毎日1錠を継続して服用する「デイリーPrEP」を推奨しています。
PEP:1日1回、28〜30日間続けて服用します。
- 副作用はありますか?
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吐き気・腹痛・下痢などが出ることがありますが、多くは1週間ほどで落ち着きます。
長期使用の場合は腎機能への影響もあるため、定期的な検査をおすすめします。 - 内服を忘れてしまった場合はどうしたらいいですか
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・飲み忘れた場合はすぐに内服し、翌日からはいつも通りの時間に内服してください。
・一度に2錠は内服しないようご注意ください。
※PrEP/PEPいずれも同様です。 - 検査は必要ですか?
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必要です。
既に感染がある場合は効果がないだけでなく、お薬に対して耐性を持つ菌を増やしてしまう可能性があります。
これを『耐性菌』と言いますが、耐性菌問題により性感染症に効果のあるお薬はどんどん減ってきています。
今後治りずらい・治らない病気になってしまう可能性があるので、検査は必須とお考え下さい。
その他にも腎機能障害等が生じる可能性もあるので、定期的な検査も必要です。 - 女性でも使用できますか?
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可能です。
ただし、女性の場合はデイリーPrEPのみが適用となります。
理由としては、女性は膣組織への薬剤浸透に3~4週間かかると言われています。
そのため予防効果が現れるまでにかなり時間がかかることから、オンデマンドPrEPは効果の面で保証ができないため推奨できません。
また上記の理由により、月経中の休薬等も推奨できません。
診療時間

アクセス
kawasakikensa-clinic-ueno@luna-dr.com
: 050-1730-2764

