性器周辺の皮膚のかゆみ、赤み、ただれなどは、カンジダ(カビの一種)や一般細菌が原因のことがあります。当センターでは気になる部位をご自身で綿棒でぬぐう皮膚擦過で、一般細菌とカンジダの2項目を培養検査で調べます。結果は最短2〜5日です。
皮膚の検査で分かること
- カンジダ: 米国CDCによると、外陰膣カンジダ症は主にカンジダ・アルビカンスという酵母(カビの仲間)が原因で、かゆみ・痛み・おりものの変化などが出ます。性行為で感染するとは限らず、体調や抗菌薬の使用などでも増えることがあります。男性では亀頭や包皮の赤み・かゆみとして出ることがあります。
- 一般細菌: ブドウ球菌などの細菌が皮膚の炎症の原因になっていないかを調べます。
いずれも「性病かどうか分からないが、皮膚の症状が気になる」というときに、原因の手がかりになる検査です。ヘルペスや尖圭コンジローマ(HPV)は当センターの検査項目に含まれていません。
当センターの皮膚検査
| セット | 部位 | 項目 | 料金(税込) |
|---|---|---|---|
| スタンダードA | 性器・皮膚 | 6項目(性器4項目+一般細菌・カンジダ) | 17,800円 |
| コンプリート | 性器・のど・皮膚・血液 | 13項目(上記+のど4項目+トリコモナス+HIV・梅毒) | 29,800円 |
皮膚2項目は単独ではなく、性器4項目(淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ)とあわせたスタンダードA、または全項目のコンプリートに含まれます。詳しくは料金ページをご覧ください。
検体と採取のしかた
気になる部位(赤み・かゆみ・ただれのある皮膚)を、ご自身で綿棒でぬぐって採取します。スタッフが方法を説明しますが、身体や器具に触れることはありません。受付から採取終了まで約10分です。
検査できる時期と結果までの日数
カンジダは感染の機会から24時間以上で検査できます。皮膚の2項目は培養検査のため、結果は最短2〜5日です。同じセットに含まれる性器4項目は、13:15までの採取で最短当日中に結果をお知らせします。
陽性だった場合
当センターでは治療や処方は行いません。カンジダや細菌が検出された場合は、医療機関を受診して症状に合った治療を受けてください。受診先の案内は検査結果が陽性だった方へにまとめています。
よくある質問
性器4項目とあわせたスタンダードA(6項目)で税込17,800円、全項目のコンプリート(13項目)で29,800円です。皮膚2項目だけのセットはありません。
培養検査のため最短2〜5日です。同じセットの性器4項目は13:15までの採取で最短当日中にお知らせします。
米国CDCは、合併症のない外陰膣カンジダ症は一般に性的接触で感染するものではなく、パートナーの治療は推奨していません。ただし性器周辺の症状として性病と区別がつきにくいため、性器4項目とあわせて調べると原因の切り分けに役立ちます。
分かりません。当センターの皮膚検査は一般細菌とカンジダの2項目です。水ぶくれやいぼなどヘルペス・尖圭コンジローマが疑われる症状は、医療機関を受診してください。
出典
- 米国疾病予防管理センター(CDC)「STI Treatment Guidelines, 2021 — Vulvovaginal Candidiasis」 https://www.cdc.gov/std/treatment-guidelines/candidiasis.htm
当センターは株式会社LDHDが運営する検査センターです。医師の診察・診断・治療は行いません。本ページは検査の受け方をご案内するもので、症状がある方は医療機関の受診をおすすめします。