マイコプラズマ・ウレアプラズマ検査

マイコプラズマとウレアプラズマは、性行為で感染する細菌です。感染しても症状が出ないことが多く、保険診療では症状がないと検査の対象になりにくい項目です。当センターは医療機関ではなく全項目が自費のため、症状の有無に関係なく、淋菌・クラミジアと合わせた4項目を1回でまとめて調べられます。13:15までに採取を終えた検体は、最短で当日中に結果をお知らせします。

マイコプラズマ・ウレアプラズマとは

いずれも細胞壁を持たない小さな細菌で、性器やのどの粘膜に感染します。性病検査で対象になるのは、主に次の菌種です。

  • マイコプラズマ・ジェニタリウム(Mycoplasma genitalium): 男性の尿道炎、女性の子宮頸管炎や骨盤内炎症性疾患の原因になります。米国CDCのガイドラインでは、淋菌以外の尿道炎の10〜25%を占めるとされています。
  • ウレアプラズマ(Ureaplasma urealyticum/Ureaplasma parvum): 尿道炎との関連が報告されていますが、CDCは「病原体としてのデータは一貫していない」とし、多くの男性は菌量が多くない限り明らかな症状を示さないと述べています。

つまり、持っていても気づきにくいのがこの2つの特徴です。症状がないまま性交渉のパートナーに広がることがあり、検査をしないと感染しているかどうか分かりません。

保険診療では、症状がないと調べられません

マイコプラズマ・ジェニタリウムの核酸検査は医療機関で保険を使って受けられますが、厚生労働省の通知では対象を「感染症を疑う患者」に限っています。尿道炎などの症状や所見があって、医師が感染を疑った場合が前提です。症状がない人が「念のため調べたい」という理由では、保険の対象になりません。

ウレアプラズマの検査は、そもそも保険適用外です。医療機関で受ける場合も自費になります。

このため、クラミジアと淋菌は保険で調べたのに、マイコプラズマとウレアプラズマは調べていなかった、という状態が起こりやすくなっています。

当センターは4項目をまとめて、症状の有無を問いません

当センターは医療機関ではなく、医師の診察を行わない検査専門の施設です。全項目が自費のため、保険の要件に縛られず、淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマの4項目を1つのセットで調べます。マイコプラズマとウレアプラズマだけを追加料金で足す形ではなく、最初からセットに含まれています。

セット部位項目料金(税込)
スタンダードB性器4項目(淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ)13,800円
スタンダードA性器・皮膚6項目(性器4項目+一般細菌・カンジダ)17,800円
はじめて性器・のど8項目(性器4項目+のど4項目)22,800円
コンプリート性器・のど・皮膚・血液13項目(上記+HIV・梅毒)29,800円

オーラルセックスの経験がある方は、のどにも同じ4菌種が感染することがあるため、性器とのどの両方を調べる「はじめて」をおすすめします。追加費用や診察料はかかりません。詳しくは料金ページをご覧ください。

検体と採取のしかた

採取はすべてご自身で行います。スタッフが方法を説明しますので、初めての方でも迷いません。所要時間は受付から採取終了まで約10分です。

部位検体採取のしかた
性器(男性)尿採尿カップに初尿を採ります。採尿前2時間は排尿をお控えください
性器(女性)膣ぬぐい液綿棒をご自身で膣に入れて採取します。医師の内診はありません
のどうがい液専用の液でうがいをして容器に戻します

受付は番号でお呼びするため、待合でお名前を呼ばれることはありません。保険証も不要です。手順の全体は利用の流れにまとめています。

検査できる時期と結果までの日数

マイコプラズマ・ウレアプラズマ(淋菌・クラミジアも同じ)は、感染の機会から24時間以上経てば検査できます。潜伏期間を待つ必要はありません。

13:15までに採取を終えた検体は、性器・のどの4項目が最短で当日中に結果をお知らせします(HIV・梅毒は翌日12:00)。13:15を過ぎた場合は翌日以降になります。結果はスマートフォンでご確認いただけます。検体の検査は登録衛生検査所(帝国衛生検査所)で行います。

陽性だった場合

当センターでは治療や処方は行いません。陽性の場合は、医療機関を受診して治療を受けてください。マイコプラズマ・ジェニタリウムは抗菌薬への耐性を持つ株があり、治療薬の選択に検査結果が使われることがあるため、結果の画面を医師に見せられるようにしておくと診療がスムーズです。受診先の案内は検査結果が陽性だった方へにまとめています。

よくある質問

ウレアプラズマの検査は自費でいくらですか?

当センターでは単独項目ではなく、淋菌・クラミジア・マイコプラズマとあわせた性器4項目のセット(スタンダードB)に含まれており、税込13,800円です。のども調べる場合は性器・のど8項目の「はじめて」が22,800円です。追加費用や診察料はかかりません。

女性のウレアプラズマ検査はどのように行うのですか?

膣ぬぐい液をご自身で採取します。綿棒を膣に入れて回し、容器に戻すだけです。医師の内診はありません。のどを調べる場合はうがい液を採取します。受付から採取終了まで約10分です。

ウレアプラズマの検査は保険適用ですか?

保険適用外です。医療機関で受ける場合も自費になります。マイコプラズマ・ジェニタリウムは、医療機関で尿道炎などの症状があり感染が疑われる場合に保険で検査できますが、症状がない方は対象になりません。当センターは医療機関ではないため全項目が自費で、症状の有無に関係なく4項目をまとめて調べられます。

ウレアプラズマは性病検査になりますか?

性行為で感染する細菌で、一般に性感染症の検査項目として扱われています。ただし保菌しても症状が出ないことが多く、病原性については医学的に議論があります。当センターでは淋菌・クラミジア・マイコプラズマと同じ4項目セットの1つとして調べます。

出典

  • 米国疾病予防管理センター(CDC)「Sexually Transmitted Infections Treatment Guidelines, 2021」Mycoplasma genitalium の項および Urethritis and Cervicitis の項
  • 厚生労働省 通知「検査料の点数の取扱いについて」(マイコプラズマ・ジェニタリウム核酸検出の保険適用条件)

当センターは株式会社LDHDが運営する検査センターです。医師の診察・診断・治療は行いません。本ページは検査の受け方をご案内するもので、症状がある方は医療機関の受診をおすすめします。

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