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梅毒検査の流れ 

₋梅毒の症状については下記に記載がございます。

当院での流れ

STEP
採血による梅毒検査を
受けていただきます。
既往歴などの状況により
変わることもございますが
・梅毒TP抗体
・梅毒RPR定量
上記2項目の血液検査を
受けていただきます。(採血は1回になります。)必要に応じて追加の検査にかけます。(TP定量)
STEP
陽性診断後治療を開始いたします。
梅毒の治療方法が『注射』と『内服』の2つから選べるようになりました。
【内服治療】
1日3回の内服を2週間以上継続する必要があります。
【注射治療】
一回の注射で終わりますので2週間の飲み薬が負担と感じる方は、『注射』がおすすめです。

当院で梅毒陽性発覚の患者様は
治療に必要な経過観察の梅毒検査費用は
いただきません。

※陽性発覚12週以内に限る。
ただし、併発の可能性がある推奨検査は
別途ご料金がかかります。

※治療後に一時、発熱や湿疹がひどく
出ることがあるため、
ご心配な方は再来院をお勧めいたします。

STEP
再検査し
梅毒の数値が下がりましたら
治療は終了になります。

治療終了後、
3か月~半年後に改めて数値が上がっていないか再検査をいたします。

数値が下がらなかった場合は
高次医療機関へのご紹介になる
場合がございます。

症状がなくても活動性梅毒と
医師が診断した場合
他人に感染させてしまうため
再検査まで性行為を控えてください。

検査結果について

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梅毒にかかった時、気を付けたいこと

梅毒に感染しているとHIVにかかりやすく
なるといった免疫力の低下も伴います。
風邪をひきやすくなったりするため
感染に注意が必要です

治療後にも再感染することがあるため
定期的な数値の検査をお勧めいたします。


梅毒の症状について ※厚生労働省HPより抜粋


病期によって、症状の出現する場所や内容が
異なります。治療を行わなかった場合の典型的な経過は次のとおりです。

Ⅰ期顕症梅毒: 感染後数週間

梅毒トレポネーマが侵入した部位
(主に口の中、肛門、性器等)にしこりや潰瘍ができることがあります。

また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。
※特に症状のない無症状の方も多くいらっしゃいます

これらの症状は痛みを伴わないことが多いです。            
治療をしなくても症状は自然に軽快しますが、
ひそかに病気が進行する場合があります。


Ⅱ期顕症梅毒: 感染後数か月

感染から3ヶ月程度経過すると、
梅毒トレポネーマが血液によって
全身に運ばれます。

この時期に、小さなバラの花に似ていることから「バラ疹(ばらしん)」とよばれる淡い赤い色の発疹が、手のひら、足の裏、体幹部などに
出ることがあります。


その他にも肝臓、腎臓など全身の臓器に
様々な症状を呈することがあります。
発疹などの症状は、数週間以内に自然に軽快
しますが、梅毒が治ったわけではありません。

また、一旦消えた症状が再度みられることもあります。アレルギーや他の感染症などとの
鑑別が重要であり、適切な診断、治療を受ける
必要があります。

晩期顕性梅毒: 感染後数年

感染後数年程度経過すると、ゴム腫と呼ばれる
ゴムのような腫瘤が皮膚や筋肉、
骨などに出現し、周囲の組織を
破壊してしまうことがあります。

また大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)などが
生じる心血管梅毒や、精神症状や認知機能の低下などを伴う進行麻痺、歩行障害などを伴う
脊髄癆(せきずいろう)が
みられることもあります。

現在では、抗菌薬の普及などから、
晩期顕性梅毒は稀であるといわれています。

感染が脳や脊髄に及んだ場合を神経梅毒と呼び、どの病期でも起こりうるとされています。
梅毒が疑われる症状や感染の心当たりがあれば、病期にかかわらず早めに医療機関を

受診するようにしましょう。