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男性のクラミジアの症状とは?感染初期から重症化までの兆候や検査を徹底解説

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クラミジアは日本で最も感染者が多い性感染症とされていますが、特徴的な症状が現れにくいため、気づかないうちに感染を広げてしまうケースが後を絶ちません。

この記事では、男性のクラミジア感染症について、初期症状から重症化のリスク、検査方法、治療法まで徹底解説します。

あなたやパートナーの健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。

目次

クラミジアとは?男性に感染する仕組みと背景

クラミジアは性感染症(STD)の一種で、主に性交渉を通じて感染します。

特にコンドームを使用しない性行為が主な感染経路となっていますが、コンドームを使用していても完全に防ぐことは難しいのが現実です。

クラミジアは性感染症の中でも最も多く報告されており、年々増加傾向にあります。

特に若い世代での感染が目立ち、20代前半の男性で最も報告数が多いというデータもあります。

この状況から、性教育の重要性が再認識されています。

男性の場合、女性に比べて症状が出にくい特徴があり、男性の感染者の約50%は無症状とされています。

そのため、自分では全く気づかないまま、パートナーにうつしてしまうケースが多いのです。

また、感染してもすぐに症状が出るとは限らず、潜伏期間を経てから発症することもあります。

一般的に感染から1~3週間程度とされていますが、人によってはもっと長くなることもあり、こうした背景から、クラミジアは”サイレント感染症”とも呼ばれ、無自覚な感染拡大の一因となっています。

自分は大丈夫だと思っていても、実は感染しているかもしれないのです。

クラミジアの初期症状|男性によく見られるサイン

クラミジアに感染した男性の場合、どのような症状が現れるのでしょうか?

感染から1〜3週間ほどで初期症状が現れることがありますが、前述の通り、男性の約半数は無症状のまま経過することもあります。

しかし、症状が出る場合は、以下のようなサインに注意が必要です。

排尿時の痛み・違和感

トイレに行くたびに違和感がある場合は、クラミジア感染の初期サインの可能性があります。

クラミジア感染における初期の兆候として多いのが、排尿時の違和感や軽い痛みです。

チクチクした刺激、灼熱感、あるいは尿道がしみるといった感じ方をする人も多いです。

この症状は風邪や膀胱炎などの他の病気と勘違いされることもあり、つい見過ごされがちです。

しかし、心当たりがあってこのような症状が続くようなら、クラミジアの可能性も考えて一度検査を受けた方が良いでしょう。

尿道からの分泌物(膿・透明〜白色)

下着に何か分泌物が付いているのも、クラミジア感染の典型的なサインの一つです。

感染者の中には、尿道から白色や黄色の分泌物(膿)が出る人もいます。

特に朝起きたときに下着に付着していることが多く、性器の先端がべたつくような感覚がある場合は要注意です。

分泌物の量は個人差があり、多くないこともあります。

恥ずかしさから医師に相談しづらいかもしれませんが、継続して分泌物が出るようであれば、早めの検査をおすすめします。

陰部や睾丸のかゆみ・軽い腫れ

感染が進行することで、陰部や睾丸周辺にかゆみや違和感、軽い腫れを感じることもあります。

単なるかぶれだと思って市販の薬を塗っても良くならない場合は要注意です。

皮膚のかぶれや下着との摩擦と間違われやすいため、軽視しないことが大切です。

特に睾丸の腫れや痛みは、クラミジアが上行感染を起こして精巣上体まで感染が広がっている可能性があります。

慢性化する前に適切な対応を行うことで、深刻な合併症を防ぐことができるため、症状があるなしに関わらず、性行為の後に何か違和感を感じたら、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

楽観的な考えよりも、念のため確認しておこうという慎重な姿勢が、結果的にあなたとパートナーの健康を守ることになります。

クラミジアを放置するとどうなる?重症化のリスク

クラミジアを放置してしまうと、体内で細菌がじわじわと広がり、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。

初期症状が軽かったり、自然に症状が治まったように見えても、決して完治しているわけではないのです。

副睾丸炎(精巣上体炎)

クラミジアが尿道から上行し、副睾丸(精巣上体)に炎症を引き起こすと、副睾丸炎を発症します。

これは睾丸の上部にある精子の通り道である精巣上体に炎症が生じる状態です。

この症状は強い痛み、睾丸の腫れ、熱感を伴い、歩行や日常生活にも支障が出る場合があります。

急に陰部が痛くなったり、睾丸が腫れている気がするといった症状があれば、すぐに医療機関を受診しましょう。

重症化すると精巣自体の機能低下につながる恐れがあります。

男性の将来の生殖能力にも関わる重大な問題ですので、軽視せずに早期治療をすることが必要です。

不妊症の原因に

いつか子どもが欲しいと考えている男性にとって、クラミジア感染の放置は大きなリスクとなります。

副睾丸炎が進行すると、精子の通り道である精管が狭窄し、精子の通過が妨げられることがあるのです。

その結果、排精は正常に行われても、精子が精液中に少なかったり(乏精子症)、まったく含まれないこともあります(無精子症)。

これにより、受精能力が著しく低下し、男性不妊の原因となる可能性があります。

特に無症状で慢性的に感染していた場合、気づかぬうちに生殖機能が損なわれていることもあります。

子どもを望む将来のために、定期的な検査と早期治療を心がけましょう。

HIV感染リスクの上昇

あまり知られていませんが、クラミジアによって生じる炎症は粘膜を傷つけ、外部からのウイルス侵入を容易にします。

特にHIVなどの他の性感染症の感染リスクが大幅に高まることが知られています。

クラミジアに感染していると、HIVへの感染リスクが3~5倍に増加するとも言われています。

性感染症が重複して発症するケースも珍しくなく、クラミジアは他の病気を引き寄せる”入口”にもなり得るのです。

健康への長期的な影響を考えると、クラミジアの早期発見・早期治療はとても重要です。

自然に治るだろうという考えは、自分自身の将来の健康を危険にさらすことになりかねません。

クラミジアの検査方法と受診の流れ

クラミジア感染が疑われるとき、あるいは念のため確認したいとき、どのように検査を受ければよいのでしょうか?

まずは検査可能な医療機関から見ていきましょう。

クラミジア検査は泌尿器科や性感染症外来、一部の内科クリニックなどで受けることができます。

最近では匿名検査ができる保健所や、郵送での検査キットを提供するサービスもあるので、状況に応じて選ぶとよいでしょう。

検査は主に以下の方法で行われます。

  • 尿検査
    男性の場合、尿道の感染を調べるためには、最初の尿(初尿)を採取します。
    朝一番の尿が最も検出率が高いとされていますが、クリニックでは通常、来院時の尿で検査を行います。
  • 分泌物検査
    症状がある場合は、尿道からの分泌物を綿棒等で採取して検査することもあります。
    少し痛みを感じることもありますが、短時間で終わります。
  • PCR検査
    現在のクラミジア検査では、この核酸増幅法(PCR法など)が主流です。
    クラミジアDNAを直接検出する高感度な検査で、およそ9割以上の検出率を持つ精度の高い検査方法です。

中には即日検査が可能な施設もあります。

検査の費用は保険適用の場合3,000円程度ですが、匿名検査や自費診療の場合は5,000〜10,000円程度かかることもあります。

受診の流れとしては、まず問診で症状や性行為歴を確認し、その後検査物(尿や分泌物)の採取を行います。

検査結果は数日以内に通知されることが多く、陽性であればすぐに治療が開始されます。

陽性が疑われる場合は、パートナーも一緒に検査を受けることが理想的です。

お互いの健康を守るためにも、日頃からコミュニケーションを取るようにしましょう。

クラミジアの治療法|早期発見で完治を目指そう

クラミジアと診断されたら、どのように治療を進めるのでしょうか?

クラミジアは細菌感染であるため、適切な抗生物質を使えば完治が可能です。

治療には主に以下のような薬が処方されます。

  • アジスロマイシン(商品名:ジスロマックなど)
    単回または短期間の服用で効果が期待できるマクロライド系抗生物質です。
    通常1000mg(250mg錠を4錠)を1回で服用します。
    服用が一度で済むため、きちんと薬を飲み切ることができるのが特徴です。
    ただし、内服後に一時的に胃腸症状が出ることがあります。
  • ドキシサイクリン(商品名:ビブラマイシンなど)
    テトラサイクリン系の抗生物質で、通常100mgを1日2回、7日間服用します。
    毎日の服用が必要ですが、再発率が低いという利点があります。
    特に直腸感染においては、アジスロマイシンと比較してドキシサイクリンの有効性が高いとされています。

服薬後は症状がすぐに緩和されることが多いですが、症状が消えても自己判断で服薬を中止せず、医師の指示に従って最後まで飲み切ることが非常に重要です。

途中でやめてしまうと、細菌が完全に排除されず、再発や薬剤耐性菌の出現につながる恐れがあります。

また、治療中は性行為を避けるよう医師から指示があります。

治療開始から一般的には1週間程度は性行為を控え、パートナーへの感染を防ぐ必要があります。

治療の効果を確認するため、治療終了後約3週間後に再検査を受けることが推奨されています。

症状がないから大丈夫と自己判断せず、必ず再検査を受けて完治を確認しましょう。

クラミジアに限らず、性感染症は早期発見・早期治療が何より重要です。

症状に気づいたらすぐに医療機関を受診し、適切な治療を受けることで、合併症のリスクを大幅に減らすことができます。

必ず医療機関を受診し、処方された抗生物質を適切に服用することが完治への唯一の道です。

クラミジアに気づかないケースも多い?無症状のリスク

クラミジアは感染してもまったく症状が現れない無症候性感染が多くの割合を占めています。

無症状であっても感染は確実に進行しています。

時間をかけてじわじわと体内で細菌が増え、やがて前述した合併症を引き起こすことがあります。

例えば、あるデートで新しいパートナーと関係を持ったとしましょう。

その相手が自覚症状のないクラミジア感染者だった場合、あなたも知らないうちに感染する可能性があります。

そして、無症状のままあなたの次のパートナーに感染させてしまう…というように、感染の連鎖が続いてしまうのです。

このような無症状感染が、クラミジアが日本で最も報告数が多い性感染症となっている要因の一つです。

特に性行為の経験がある方は、少しでも心当たりがある場合は、症状がなくてもパートナーとともに検査を受けることが推奨されます。

検査なんて恥ずかしいと思うかもしれませんが、自分の健康とパートナーの健康を守るためにも、定期的な検査習慣を持つことで、早期発見・早期治療につながり、合併症のリスクを大きく減らすことができます。

パートナーへの感染を防ぐための注意点

クラミジア感染症は、あなた一人の問題ではなく、性行為を通じてパートナーにも感染する可能性が高い病気です。

実際、クラミジアは非常に感染力が強く、コンドームを使用しない性行為では、1回で30~50%もの確率で感染すると言われています。

もし自分がクラミジアに感染していることが判明した場合、すぐにパートナーにも検査を受けるよう伝えることが重要です。

特に女性の場合、クラミジア感染が無症状のまま進行すると、骨盤内炎症性疾患(PID)や卵管閉塞などを引き起こし、将来の不妊リスクにつながる可能性があります。

パートナーの将来の健康のためにも、開示することは非常に大切です。

また、治療中および治療後1週間程度は性行為を避けることが基本です。

治療を始めてすぐに症状が改善したとしても、体内の細菌が完全に排除されるまではパートナーへの感染リスクがあります。

医師の指示に従い、完治するまで禁欲期間を守りましょう。

クラミジア感染予防にはコンドームの正しい使用が有効ですが、コンドームを着用していても完全な予防にはならないことを知っておきましょう。

これは、性器周辺の皮膚や粘膜の接触でも感染することがあるためです。

また、オーラルセックスでも咽頭(のど)への感染リスクがあります。

のどのクラミジア感染は約85〜90%が無症状とされており、気づかないままパートナーに感染させてしまうこともあります。

こうしたことから、定期的な検査を含めた”パートナー間での意識共有”がとても重要になります。

よくある質問(FAQ)

クラミジア感染症について、多くの方が疑問に思われることをQ&A形式でまとめました。

クラミジアは自然に治ることはありますか?

クラミジアが自然治癒することはほとんどありません。たとえ一時的に症状が消えても体内に細菌が残り、合併症の原因となります。必ず医師の処方する抗生物質で治療する必要があります。決して放置はせず早めの受診が大切です。

検査は保険適用されますか?

症状がある場合や医師の判断により必要とされた検査であれば、保険が適用されるケースが多いです。その場合、3割負担で3,000円前後が一般的です。ただし、自己判断で受ける自由診療の検査や匿名検査は保険適用外になることが多く、5,000〜10,000円程度かかることがあります。医療機関によって料金体系が異なりますので、事前に確認することをおすすめします。

再感染することはありますか?

クラミジアは一度治っても、再び感染することがあります。抗体ができて免疫が付くわけではないので、治療後に感染者と防御なしの性交渉をすると、また感染してしまいます。パートナーと一緒に治療を受けることで、お互いの間で行ったり来たりするピンポン感染のリスクを下げることができます。

市販薬で治せますか?

クラミジアに効果のある市販薬はありません。必ず医療機関を受診し、医師から処方された適切な抗生物質で治療する必要があります。市販の抗菌薬や漢方薬などでは治療効果はなく、症状を悪化させたり、診断・治療の遅れにつながる恐れがあります。

パートナーに感染したかどうかわからない場合はどうすればいいですか?

パートナーにクラミジア感染の可能性を伝え、一緒に検査を受けるよう勧めましょう。言い出しづらい場合は、自分が検査を受けたいから付き添ってほしいという形で切り出し、一緒に検査を受ける方法もあります。パートナーの健康を守るためにも、勇気を出して伝えることが大切です。

クラミジア感染後、どのくらいで不妊症のリスクが出てきますか?

個人差がありますが、クラミジア感染を長期間(数ヶ月から数年)放置すると、男性の場合は精巣上体炎を経て、精管閉塞などによる不妊リスクが高まります。女性の場合も同様に、骨盤内炎症性疾患から卵管閉塞につながるケースがあります。感染に気づいたらすぐに治療を開始することで、不妊リスクを大きく減らすことができます。

まとめ

クラミジアは日本で最も感染者が多い性感染症であり、男性の約半数は無症状のまま感染します。

排尿時の痛みや尿道からの分泌物といった初期サインを見逃さず、早期検査と治療が重要です。

放置すると副睾丸炎や精管閉塞による不妊リスク、さらにはHIV感染リスクの上昇など、重篤な合併症につながる可能性があります。

しかし、適切な抗生物質治療を受ければ、後遺症なく完治できるのも事実です。

パートナーとの安全な関係を守るためにも、症状がなくても定期的な検査を心がけましょう。

また、不安を感じたら恥ずかしがらずに医療機関へ相談することが、自分とパートナーの健康を守る第一歩です。

正しい知識と予防意識を持ち、健康な性生活を送りましょう。

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