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B型肝炎は性行為でうつる?予防・検査方法・ワクチンまで解説

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「B型肝炎は性行為でうつるって本当?」「どうやって予防すればいいの?」と、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

感染力が非常に強いB型肝炎は、感染者の体液や血液によって感染し、急性肝炎や肝細胞癌など肝臓の病気を引き起こすため注意が必要です。

この記事では、B型肝炎が性行為で感染する仕組みや具体的な予防方法、検査のタイミングやワクチン接種の重要性までわかりやすく解説します。

B型肝炎の正しい知識を身に付け、自身と大切な人の健康を守りましょう。

目次

B型肝炎は性行為でうつる?感染の仕組みとは

「B型肝炎」という病名を聞いたことがあるけれど、実際にどのような感染症か詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

B型肝炎は「B型肝炎ウイルス(HBV)」によって引き起こされる、ウイルス性の肝炎です。

アルコールの過剰摂取などが原因で発症する肝炎とは異なり、主に感染者の血液や体液を介して感染します。

感染力が非常に強く、成人では約5%が慢性化し、肝硬変や肝細胞がんへと進行する可能性があります。

B型肝炎は、主に以下のような症状を発症します。

B型肝炎の症状
  • 倦怠感
  • 黄疸
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 発熱
  • 濃い色の尿が出る
  • 吐き気

B型肝炎は感染後、症状の出る確率は約20~30%といわれており、無自覚のまま自然治癒する方が大半です。

感染していても症状のない方は「無症候性キャリア」と呼ばれ、ウイルスは体内に存在するため、パートナーに感染させる可能性があります。

一般的に、B型肝炎は症状を発症しても、2〜3ヶ月で自然治癒する場合がほとんどです。

症状が進行する場合、一時的な症状である急性肝炎を経て、肝硬変や肝細胞がんへと進んでいきます。

急性肝炎症状は一時的で、6カ月以内に治まる場合がほとんど
慢性肝炎症状が6ヶ月以上続いている状態
肝硬変肝臓に線維が増えて硬くなった状態
肝細胞癌細胞の破壊と機能低下が進み癌になった状態

稀に、肝臓の機能が急激に低下し、意識障害のような重篤な症状を引き起こす「劇症肝炎」を発症する場合があり、注意が必要です。

B型肝炎は感染すると命に関わる重篤な症状を発症するため、感染の仕組みを把握し、自身の健康を守りましょう。

性行為が重大な感染経路

B型肝炎ウイルスの主な感染経路は性行為のため、新しいパートナーや不特定多数との性的な接触の際は感染対策が不可欠です。

ウイルスは感染者の精液や腟分泌液・血液などに含まれており、性行為によってパートナーに感染します。

性行為は膣交渉だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染するため注意が必要です。

特に、アナルセックスは出血が伴いやすく、感染リスクの高い性行為といえます。

B型肝炎ウイルスは他の性感染症と比べ、感染力が非常に強い特徴があり、ワクチン未接種の方がB型肝炎の陽性者と性行為をおこなうと、約40%もの確率で感染する可能性があるため注意が必要です。

B型肝炎は主に性行為や、それに準ずる行為でも感染するため、感染拡大防止に努めましょう。

血液や体液が粘膜に付着することで感染

B型肝炎は性行為以外にも、感染者の血液や体液が健康な人の粘膜に付着することで感染します。

そのため、血液・精液・腟分泌液・唾液など、体液が付着する可能性のある状況では注意が必要です。

また、B型肝炎のウイルスに感染している母親から、出産時に赤ちゃんへと感染する「母子感染」も感染経路の一つといえます。

過去には輸血によるB型肝炎の感染がありましたが、現在は献血された血液の厳格な検査により、輸血リスクはほぼありません。

B型肝炎は性行為に限らず、さまざまな経路で感染する可能性があるため、日頃から血液や体液の直接的な接触を避けるよう心がけることが大切です。

B型肝炎の感染予防法

「B型肝炎はどうやって予防すればいいの?」「B型肝炎はワクチンがあるって本当?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

感染力が強いB型肝炎は、性行為を主な経路として感染が拡大するため、感染対策が非常に重要です。

ここでは、B型肝炎の予防法を3つ紹介するため、自身やパートナーの健康を守るために参考にしてください。

コンドームを使用する

B型肝炎は感染者の血液や精液、腟分泌液といった体液を介して感染するため、感染予防法としてコンドームの使用は有効な手段です。

性行為の際にコンドームを最初から最後まで使用することで、感染者の体液がパートナーの粘膜や傷ついた皮膚に直接付着するのを防ぐことができます。

特に、アナルセックスや生理中の性行為は、出血を伴いやすく、粘膜が傷つきやすく、感染リスクが高まるため、コンドームの使用がより重要になります。

コンドームを正しく使用し、性行為中に破損や脱落がないように注意することで、体液の直接的な接触を防ぎ、B型肝炎の感染リスクを大幅に下げることが可能です。

しかし、コンドームはあくまで感染リスクを軽減するものであり、100%感染を予防できるわけではありません。

コンドームの破損や、体液がコンドームで覆われていない部分から漏れる可能性も考慮し、他の予防策と組み合わせて実践しましょう。

ワクチンを接種する

B型肝炎の感染予防として、最も効果が期待できるのがワクチンの接種です。

ワクチンを接種すると体内に抗体が作られ、ウイルスへの感染や、ウイルスが体内に長期間残存する「持続感染」を防げます。

日本でも、生後2か月~1歳未満の0歳児を対象として、B型肝炎ワクチンの定期接種がおこなわれています。

原則として初回接種後・1か月後・6か月後の、合計3回の接種をおこないます。

しかし、ワクチンの効果は個人差があり、まれに抗体が作られにくい体質の方もいるため、ワクチンを接種したからといって完全に安心できるわけではありません。

また、ワクチン接種後はB型肝炎ウイルスの感染を100%予防できるわけではないため、他の予防策もおこないましょう。

歯ブラシやカミソリなどを共有しない

B型肝炎は、性行為が主な感染経路ですが、感染者の血液や体液が付着した物品を介しても感染する可能性があるため、歯ブラシやカミソリなどの共有を避けましょう。

歯ブラシやカミソリ・タオルなどは目に見えないほどの微量の血液が付着している場合があり、感染者と共有することでB型肝炎ウイルスに感染する可能性が高まります。

さらに、以下の感染経路にも注意が必要です。

B型肝炎の感染経路
  • カミソリ・歯ブラシ・タオルの共用
  • 注射器の使い回し
  • ピアスの穴開け
  • 入れ墨

特に、歯磨きやひげ剃りで口内や皮膚に傷がついた場合、傷口からウイルスが体内に侵入しやすくなります。

注射器の使い回しや、衛生管理が不十分な環境でのピアスの穴開けや入れ墨も、B型肝炎の重要な感染経路です。

B型肝炎ウイルスは非常に感染力が強いため、性行為に限らず、血液や体液が付着する可能性のある物品は決して他者と共有しないようにしましょう。

検査のタイミング

「B型肝炎はいつ検査をしたらいいの?」「感染の可能性があればすぐに検査すべき?」と不安に感じている方も多いでしょう。

B型肝炎に感染したかどうかの検査は、適切なタイミングでおこなうことが非常に重要です。

ウイルスに感染した直後は「ウインドウ期」と呼ばれ、体内にウイルスや抗体が十分に増えていない期間があります。

性感染症の検査はウイルスや抗体の検出数によって、感染の有無を判断します。

そのため、感染機会の直後に検査をおこなっても、体内のウイルスや抗体の数が少なく、正確な結果が得られません。

B型肝炎は他の性感染症に比べてウインドウ期が長く、感染機会の2ヶ月後から検出可能となります。

感染していないことを確実に確認するためには、3ヶ月以上経過した後に検査をおこないましょう。

B型肝炎の検査方法

B型肝炎の検査方法は、血液検査によって抗原の有無を確認します。

血液検査ではB型肝炎ウイルスの表面にある、HBs抗原というタンパク質を検出します。

HBs抗原が検出されなかった場合は陰性と判断されますが、正確な結果を得るためには感染の機会から3か月以上経過してからの検査が必要です。

一方、HBs抗原が検出された場合は陽性であり、B型肝炎ウイルスに感染している可能性が非常に高いといえます。

血液検査ではウイルスの活動状況や抗体の状態も調べられるため、急性肝炎と慢性肝炎の判別をすることも可能です。

急性肝炎は初めてウイルスに感染して発病した場合を指し、多くの場合自然治癒します。

一方、感染後6ヶ月以上炎症が続くものを慢性肝炎といい、医療機関での治療が必要となります。

「病院に行きたくない」「周囲の人にバレたくない」とお考えの方には、インターネット通販で購入できるB型肝炎の検査キットがおすすめです。

しかし、あくまで簡易的なセルフチェックであり、万が一陽性反応が出た場合は、改めて医療機関での検査・治療が必要となります。

B型肝炎の検査は泌尿器科や産婦人科・性感染症専門クリニックで受けられます。

また、全国の保健所でも匿名かつ、無料で検査を受けられるため、ぜひ活用して早期発見・早期治療に役立てましょう。

B型肝炎のよくある質問

B型肝炎の感染が疑われる方の中には、さまざまな不安や悩みを抱えている方も多いでしょう。

ここでは、B型肝炎に関するよくある質問を紹介するため、疑問や不安解消にお役立てください。

B型肝炎はオーラルセックスやアナルセックスでも感染する?

B型肝炎は、感染者の血液や体液が粘膜に付着することで感染するため、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する可能性があります。

特に、アナルセックスは直腸の粘膜が傷つきやすく、出血を伴うことが多いため、感染リスクが非常に高いと考えられています。

また、オーラルセックスでも、口内に傷や歯周病などによる出血がある場合、感染リスクが高まります。

B型肝炎の感染を防ぐには、膣交渉以外の性行為でもコンドームを正しく使用することが重要です。

まとめ

B型肝炎は、感染者の血液や体液を介して感染するウイルス性肝炎で、特に性行為が主な感染経路となります。

アナルセックスやオーラルセックスを含むすべての性行為において、感染リスクがあるためコンドームを正しく使用することが重要です。

B型肝炎は自覚症状がないまま進行することが多く、放置すると肝硬変や肝臓がんにつながる危険性があります。

万が一、感染が疑われる場合は、ウイルスの検出が可能になる感染機会から2~3ヶ月後に、医療機関で検査を受けましょう。

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