痛みやかゆみの症状はないけど
見慣れないできものがあそこにあるな…

そのできもの、
尖圭コンジローマかもしれません。
尖圭コンジローマの原因であるHPVウイルスは、
性行為経験が1回でもある方に感染している
ことがほとんどなんです。
この記事ではHPVウイルスによる
尖圭コンジローマの治療方法について
案内させていただきます。
ベセルナクリームでの治療
保険診療でも尖圭コンジローマの治療に
使われるお薬です。
使用方法としましては
月水金や火木土などの1日おき
スケジュールで使います。
塗布しましたら6〜10時間後を
目安に洗い流してただきます。
原則として16週間まで使用可能です。
基本的に2週間に1度、通院していただき
数週間~数年単位の治療となります。

電気メスによる焼灼術
電気メスにより強力に
尖圭コンジローマを除去します。
■電気メスによる焼灼法のメリット
・最もはやく除去が可能です。
■電気メスによる焼灼法のディメリット
・麻酔が必要になることが多いです。
・術後の痛みが他と比べてあります。
・1回あたりの値段が高くなる

液体窒素による治療
※当院では行っておりません。
液体窒素にて、できものに低温やけどをさせる治療です。
綿棒もしくは液体窒素のスプレーで軽く冷凍凝固させ、
凍結・融解の操作を2~3回繰り返します。かなり痛みが生じます。
基本的に2週間に1度、通院していただき
数週間~数年単位の治療となります。
HPVウイルスは中咽頭がんにもつながっていきます。
中咽頭がんの半数以上はHPV関与しています。
https://www.ncc.go.jp/html/icc/hpvcancer/index.html
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