尖圭コンジローマの治療法と費用|外用薬・電気メスの違い

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって性器や肛門の周囲にイボができる性感染症です。このページでは、川崎検査クリニックで受けられる2種類の治療法(外用薬治療・外科治療)の違いと費用を、選び方の目安とあわせてご案内します。

尖圭コンジローマの治療法は、外用薬治療と外科治療(電気メスによる電気焼灼法)の2つです。外用薬治療は2週間分9,900円で上野院・川崎院のどちらでも処方でき、外科治療は基本料金36,800円からで川崎院にて完全予約制で行います。いずれの治療法でも、ウイルスが皮膚に残るため再発することがあります。

症状の見分け方や感染経路、予防方法について詳しく知りたい方は、尖圭コンジローマ(男性)の症状・治療の解説をあわせてご覧ください。

尖圭コンジローマとは…?

尖圭コンジローマは、肛門・性器・性器周辺に、
先の尖ったイボ状、またはカリフラワー状のブツブツとした腫瘍ができる疾患で、
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって引き起こされる性感染症です。

尖圭コンジローマは多くの場合良性腫瘍ですが、
まれに悪性病変へ進行(癌化・重症化)するケースも報告されています。
そのため、症状を放置せず、早期発見・適切な治療を行うことが重要です。

治療方法とメリット・デメリット

当院では尖圭コンジローマの治療に対して、
外用薬治療と外科治療※1の2通りの治療方法がございます。
患者様のご希望や、状況に応じて治療を実施致します。

それぞれの治療方法にメリット・デメリットがございますので、
参考にしていただければと思います。

比較項目外用薬治療外科治療
治療の手軽さ◎
自宅で治療できるため簡単
△
医療機関での処置が必要
治療期間△
長期になることが多い
◎
1回の処置で病変を切除できる場合が多い(再発時は再処置が必要)
効果・即効性△
効果が出るまで時間がかかる可能性
◎
病変をその場で取り除くため、処置後の経過が早い傾向があります
適応範囲◯
小さな病変には適している
◎
多発的・大きな病変にも対応可能
費用(トータルコスト)△
治療期間により高額になる可能性
△
1回の治療で抑えられる可能性
副作用・後遺症△
健常部に肌トラブルが生じる可能性
△
痛み・出血・傷跡が残る可能性
再発リスク共にリスクは同じ共にリスクは同じ

尖圭コンジローマはウイルスが皮膚に残るため、いずれの治療法でも再発することがあります。治療後も定期的な経過観察をおすすめします。

※1
当院での外科治療は、電気メスを用いた電気焼灼法となります。
液体窒素等を用いた冷凍凝固法や、レーザー治療は行っておりません。

尖圭コンジローマの外科手術(電気メスによる除去術など)をご希望の場合は、
完全予約制にて川崎院にて対応しております。

■ ご予約可能日
随時ご相談ください。

■ ご案内可能時間
15:30~17:00
※上記以外のお時間帯をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。

■ ご予約方法
以下いずれかの方法でご予約ください。

  • お電話
     📞 050-1730-2764
     (受付時間:11:00~13:00/14:30~19:30)
  • Web問診からのご予約

治療料金

外用薬治療

2週間分 9,900円


※16週経過後も残存の症例は、
川崎院にて外科切除になる場合がございます。

外科治療

基本料金 36,800円~

※手術は川崎院にて実施


医師の診断後、
費用を決めさせていただいております。

※上記は最低価格となります。

※3か月以内の再発は半額で対応

治療を受けるまでの流れ

診察は上野院・川崎院のどちらでも受けられます。上野院は予約不要・匿名のまま受診いただけます。診察でイボの状態を確認し、治療方法を決めます。

  • 上野院で診察した場合:外用薬治療はそのまま上野院で処方します。外科治療が必要な場合は、川崎院での手術になります。
  • 川崎院で診察した場合:外用薬治療・外科治療のいずれも川崎院で対応します。

外科手術は完全予約制です(ご案内可能時間 15:30〜17:00)。お電話(050-1730-2764)またはWeb問診からご予約ください。

診療時間・行き方は上野院のアクセス・診療時間、他の検査項目の料金は料金一覧をご確認ください。HPVワクチンによる予防については男性のHPV検査・HPVワクチンガイドで解説しています。

イボに心当たりがある方は、上野院なら予約不要・匿名で当日ご相談いただけます。→ WEB問診で来院準備をする

尖圭コンジローマの治療に関するよくある質問

外用薬治療と外科治療はどちらを選べばよいですか?

小さな病変で自宅で治療したい方には外用薬治療、多発している場合や大きな病変、短期間で終わらせたい方には外科治療が向いています。外用薬は自宅で使えて手軽な一方で治療期間が長くなりやすく、外科治療は1回の処置で病変を切除できる場合が多いものの、医療機関での処置が必要です。再発リスクはどちらの治療でも変わりません。実際の選択は診察のうえ、ご希望と病変の状態に応じて決めています。

治療費用はいくらかかりますか?

外用薬治療は2週間分9,900円、外科治療は基本料金36,800円からです。外科治療は医師の診断後に費用を決定します(記載は最低価格です)。

レーザー治療や液体窒素による凍結治療は受けられますか?

当院では行っておりません。外科治療は電気メスを用いた電気焼灼法のみとなります。

外科手術はどこで受けられますか?

外科手術は完全予約制で、川崎院にて対応しています。診察は上野院・川崎院のどちらでも受けられ、上野院で診察した場合は手術のみ川崎院での対応となります。ご案内可能時間は15:30〜17:00です。それ以外の時間をご希望の場合もご相談ください。

再発した場合の費用はどうなりますか?

外科治療後3か月以内の再発については、半額で対応しています。

外用薬で治らなかった場合はどうなりますか?

16週間が経過しても病変が残っている場合は、川崎院での外科切除に切り替えることがあります。

予約は必要ですか?

外用薬治療のご相談は上野院で予約不要・匿名で受診いただけます。外科手術をご希望の場合のみ完全予約制です。お電話(050-1730-2764/受付11:00〜13:00・14:30〜19:30)またはWeb問診からご予約ください。

尖圭コンジローマはやばいですか?

命に関わる病気ではなく、多くは性器や肛門の周囲にできる隆起性の病変です。原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の遺伝子型は6型や11型が中心とされています。ただし放置するとイボが数を増したり大きくなったりすることがあり、性的パートナーへうつす可能性も続きます。国立健康危機管理研究機構(JIHS)は、疑わしい症状があるときは早期診断・早期治療と、性的パートナーへの検査の勧奨が重要としています。

コンジローマは性行為なしでも感染しますか?

主な感染経路は性行為を中心とした粘膜を介した接触です。まれに手指を介した幼児への感染や、分娩時の母子(垂直)感染もみられると報告されています。頻度としては性的接触によるものが大半のため、心当たりのある行為があれば検査をご検討ください。

尖圭コンジローマは性病ですか?

性感染症です。感染症法では五類感染症の定点把握対象疾患に位置づけられています。潜伏期間は数週間から3か月程度で、自覚症状が少ないまま経過することもあります。

尖圭コンジローマは自然に治りますか?

イボが小さくなったり見えにくくなったりすることはありますが、ウイルスが皮膚に残るため再びあらわれることがあり、自然に治るとは限りません。治療としては外科的治療や外用薬による治療が行われます。自己判断で様子を見続けず、早めに診察を受けることをおすすめします。

参考文献

この記事の監修者

監修: 川崎検査クリニック川崎院 院長 大宅裕之

最終更新日: 2026年9月8日