クンニ(クンニリングス)で感染する性病の種類・症状・検査方法を上野の医師が解説

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川崎検査クリニック上野院 院長監修|最終更新:2026年6月24日

「クンニリングスくらいなら性病はうつらない」と思っていませんか?実際には、口腔粘膜と外陰部粘膜が直接接触するため、梅毒・性器ヘルペス・咽頭淋菌など複数の性感染症がうつりえます。当院(川崎検査クリニック上野院)の2024年7月〜2026年6月の実測データでは、咽頭淋菌陽性率は4.3%、梅毒陽性率は3.5%に達しています。本記事では、クンニリングスで感染しうる性病の種類・する側される側それぞれのリスク・検査が必要な項目・上野での検査の流れを医師監修のもとわかりやすく解説します。

目次

クンニリングスで感染する性病の種類一覧

クンニリングスは口唇・舌が外陰部・腟に接触する行為です。以下の性感染症が感染経路として確認されています。

疾患名感染部位主な症状潜伏期間当院陽性率
咽頭淋菌のど痛み・膿(多くは無症状)2〜7日4.3%
咽頭クラミジアのど違和感・痛み(約70〜80%は無症状)1〜3週間2.0%
梅毒口唇・全身無痛性潰瘍・皮疹3〜6週間3.5%
性器ヘルペス(HSV-1)口唇・外陰部水疱・潰瘍・痛み2〜12日
咽頭マイコプラズマのど炎症・咳(多くは無症状)1〜3週間3.8%
咽頭ウレアプラズマのど自覚症状に乏しい1〜4週間4.7%
HPV(咽頭型)咽頭・扁桃多くは無症状数週〜数ヶ月
トリコモナス外陰部・口腔かゆみ・臭い・帯下増加5〜28日

※当院陽性率:2024年7月〜2026年6月、川崎検査クリニック上野院独自集計・個人差があります。

する側・される側で異なる感染リスク

クンニリングスにおける感染リスクは、「する側(舌・口を使う側)」と「される側(外陰部を舐められる側)」で感染しやすい疾患・部位が異なります。

「する側(舌・口を使う側)」の感染パターン

クンニリングスをする側は、相手の外陰部分泌物・粘膜と口腔・咽頭粘膜が直接接触します。そのため咽頭クラミジア・咽頭淋菌・咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマに感染するリスクが高まります。これらの咽頭感染は約70〜80%が無症状で経過するため、「のどが痛くないから大丈夫」という判断は非常に危険です。→ 無症状でも感染リスクがある理由はこちら

「される側(外陰部を舐められる側)」の感染パターン

される側は、相手の口腔・唾液が外陰部・腟粘膜に接触します。口唇ヘルペス(HSV-1)を持つ相手からの感染、梅毒の初期潰瘍(硬性下疳)からの感染リスクが特に高いです。相手が口唇ヘルペスの保有者であっても、症状がない時期でも感染する可能性があります。

梅毒・ヘルペスはどちらにも高リスク

梅毒はする側・される側のどちらにも感染しえます。当院の実測データでは梅毒(血液)の陽性率は3.5%(1,302件中46件)に上ります。梅毒の初期病変は口唇や外陰部に痛みのない潰瘍として現れますが、見落とされやすく、そのまま放置すると全身に広がります。

クンニリングスで特に注意すべき性病3選

梅毒(クンニリングスで感染しやすい代表的疾患)

梅毒トレポネーマは粘膜接触で感染します。クンニリングスの場合、口唇や外陰部に形成された無痛性の硬性下疳(初期潰瘍)から感染が成立します。近年は急増しており、東京都の2024年梅毒報告数は3,760件と過去最多水準です。無症状のまま感染が広がるケースが多いため、心当たりがある場合は速やかに検査を受けてください。

⚠ 当院データ(2024年7月〜2026年6月)
梅毒(血液検査):1,302件中46件陽性(陽性率3.5%
上野エリアでの検査で約28人に1人が陽性という結果です。

咽頭淋菌・咽頭クラミジア(無症状が多い)

クンニリングスをした後にのどへ感染した淋菌・クラミジアは、約70〜80%が無症状で経過します。のどの違和感・軽い痛みが続く場合は疑ってください。咽頭感染は血液検査では検出できないため、咽頭スワブ(のどの綿棒採取)が必須です。

性器ヘルペス(HSV-1・口唇ヘルペスから感染)

HSV-1(口唇ヘルペスウイルス)を保有する人がクンニリングスをすると、外陰部や腟に性器ヘルペスを引き起こすことがあります。症状が出ていない「不顕性感染」の時期でもウイルスが排出されており感染リスクがある点に注意が必要です。

当院の実測データ:咽頭検査の陽性率(2024年7月〜2026年6月)

以下は川崎検査クリニック上野院の独自集計データです。その多くが定期検査での発見であり、症状がなくても陽性になるケースが多数存在します。

※無症状含めた結果ですので症状がある方の陽性率は著しく高いです。

咽頭淋菌 陽性率

4.3%

1,767件中76件

梅毒(血液)陽性率

3.5%

1,302件中46件

咽頭ウレアプラズマ 陽性率

4.7%

1,708件中81件

咽頭クラミジア 陽性率

2.0%

1,798件中36件

集計期間:2024年7月〜2026年6月、当院独自集計・個人差があります。

無症状でも感染リスクがある理由を詳しく解説

クンニリングスで感染リスクが高まる状況・経路

  • 月経中・月経直後の行為:経血に含まれる病原体(梅毒・HIV等)が口腔に触れるリスクが高まる
  • 外陰部や口唇に傷・潰瘍がある:粘膜バリアが低下し感染しやすくなる
  • コンドーム・デンタルダムを使用しない:最も感染リスクを高める要因
  • 相手が性感染症に感染している(未治療):病原体の排出量が多い時期
  • 口腔内の炎症・歯周病がある:細菌・ウイルスの侵入経路となりやすい
  • 複数のパートナーとの行為:累積リスクが高まる

クンニリングス後に受けるべき検査項目と方法

クンニリングスによる感染は、行為の向きによって感染しうる部位が異なります。どちらの立場でも咽頭スワブ+血液検査の組み合わせが推奨されます。

検体検査できる主な疾患採取方法
咽頭スワブ咽頭クラミジア・咽頭淋菌・咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマ・HPV綿棒でのどを軽くぬぐう(1〜2分、痛みほぼなし)
血液梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎静脈採血(2〜3分)
外陰部スワブ(女性)クラミジア・淋菌・カンジダ・トリコモナス・ヘルペス綿棒で外陰部・腟をぬぐう

検査メニュー一覧 / 料金の詳細

上野院での検査の流れ

  • STEP1:Web問診(約3分・匿名)スマートフォンから24時間事前問診が完了。来院後の待ち時間を大幅短縮。
  • STEP2:来院・受付(予約不要)上野駅徒歩4分・御徒町駅徒歩3分。行為の詳細を話す必要はありません。
  • STEP3:咽頭スワブ・採血(数分)専門スタッフが清潔な綿棒でのどをぬぐいます。採血は看護師が担当。
  • STEP4:当日結果通知・会計多くの検査項目で当日中に結果をお知らせ。陽性の場合はその場で治療を開始できます。

プライバシー配慮:行為の詳細(相手の性別・行為の種類・パートナーの人数など)をお伝えいただく必要はありません。すべての問診・検査は完全個室で行います。

料金・検査セット

すべて自由診療(保険適用外)です。

セット名検査項目料金
咽頭STDセット咽頭クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ(4項目)料金ページで確認
咽頭+血液フルセット咽頭4項目+梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎(計8項目)料金ページで確認
初めて検査B(11項目)クラミジア・淋菌・梅毒・HIVなど11項目39,800円

よくある質問(FAQ)

クンニリングスで性病はうつりますか?

はい、感染します。梅毒・咽頭淋菌・咽頭クラミジア・性器ヘルペス(HSV-1)など複数の性感染症がクンニリングスを介してうつりえます。特に梅毒・ヘルペスは双方向(する側・される側どちらにも)感染する可能性があります。

クンニリングスで梅毒にかかることはありますか?

はい、感染します。梅毒の初期病変(硬性下疳)が口唇や外陰部にある場合、クンニリングスで双方向に感染が成立します。当院の実測データでは梅毒(血液)の陽性率は3.5%(1,302件中46件)です。

クンニリングス後にのどが痛い場合、性病の可能性はありますか?

可能性があります。咽頭淋菌や咽頭クラミジアに感染した場合、のどの違和感・軽い痛みが続くことがあります。ただし、約70〜80%は無症状なため、症状がなくても安心とはいえません。

月経中のクンニリングスはリスクが高いですか?

はい、月経中は通常より感染リスクが高まります。経血には梅毒・HIV等の病原体が含まれる可能性があり、これが口腔粘膜に接触することで感染リスクが増します。

クンニリングス後、何日後に検査を受ければいいですか?

感染症ごとに潜伏期間が異なります。行為から2〜3週間後が最もリスクが高い時期です。梅毒は3〜6週間、クラミジアは1〜3週間が目安。当院では行為直後でもご相談・受診が可能です。

クンニリングスのリスクを減らす方法はありますか?

デンタルダム(薄いシート状のバリア)の使用がリスクを下げる効果があります。また、定期的な性感染症検査と、パートナーとの相互検査が最も有効な予防策です。

保険証なしで匿名で検査できますか?

はい、当院は完全自由診療のため、保険証不要・匿名での受診が可能です。受付時に本名を告げる必要もなく、検査結果が家族・会社・パートナーに通知されることもありません。

まとめ:クンニリングスのリスクを正しく理解して早期検査を

クンニリングスは梅毒・咽頭淋菌・ヘルペスなど複数の性感染症が双方向に感染しえます。無症状のまま進行するケースが多く、検査なしに安全かどうかを判断することは困難です。当院では咽頭スワブ+血液検査を当日中に実施し、即日結果・即日治療まで対応しています。

今すぐWeb問診で検査予約(1分で問診完了・匿名可能)→

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この記事を書いた人

川崎検査クリニック医師(医師免許取得)。性病・STD専門外来を担当し、クラミジア・淋病・梅毒・HIV検査から治療まで幅広く対応。上野院・川崎院の2院を運営し、匿名・即日検査を提供。DoxyPEP(性病予防薬)やHIV-PEPなど最新の予防医療も実施。性感染症の早期発見・早期治療を通じて患者のQOL向上に取り組んでいる。

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