何度もかかってしまう梅毒について。症状や治療後の過ごし方

「何度もかかってしまう梅毒/症状や治療後の過ごし方」と記載したアイキャッチ|川崎検査クリニック上野院
  • URLをコピーしました!

『梅毒って一回治療したら
おわりじゃないの?』

このように考えられてる方、いませんか?

今回は、
『梅毒はどんな病気?』
『治療後の過ごし方』をお話しします。

目次

梅毒はどんな病気?

梅毒の初期症状であるしこりやリンパ節の腫れを示すイラスト

初期に感染した場所からしこりや潰瘍、
リンパ節の腫れが症状として現れ

治療せずにいると、梅毒が
中枢神経に及ぶこと(神経梅毒)もあります。

神経梅毒はどの病期でも起こり得ます

神経梅毒は梅毒のどの病期でも起こり得るもので、
「何十年も経ってから」だけの合併症ではありません。

髄膜炎や脳血管障害、視力・聴力の異常といった
早期神経梅毒は、感染後
数週間〜数年で生じることがあります。

一方、精神症状や認知機能の低下を伴う進行麻痺、
歩行障害(脊髄癆)などの晩期神経梅毒は、
一般に感染後10〜30年を経て生じるとされています。

ただし免疫が低下している方では、
晩期の症状がより早く現れることがあります。

さらに梅毒は免疫ができないので、
一度治っても何度でもかかる病気です。

初期症状の見分け方は 梅毒の初期症状についての記事 で、上野院での検査の受け方は 上野で梅毒検査を受ける方へ で詳しくご案内しています。

梅毒の治療の流れはこちら

治療後の過ごし方

梅毒の治療後にパートナーと話し合う様子のイラスト

何度もかからないためには
性行為時にコンドームを着用すること

パートナーとお話しされることも大事です。

なぜかというと妊活の際に
妊婦さんが感染してしまうと

胎盤を通して胎児に感染し、
流産や死産などの原因になったり

赤ちゃんに先天性障害がおこって
しまうこともございます。

妊活などの際は特に話し合われる事が
大切ですね。

治療後に検査の数値が上がったときの考え方

治療後の経過をみるときは、
2種類の血液検査を区別して読むことが大切です。

TP抗体(トレポネーマ検査)は治療後も長く陽性が続くため、
この数値が上がったことだけでは
再発・再感染とは判断できません。

治療の効果を判定するときに使うのは
RPR(非トレポネーマ検査)です。

そのRPRも治療直後に一時的に上がることがあり
1〜2段階程度の変動だけでは
直ちに治療失敗とは言えません。

RPRが4倍(希釈2段階)以上上がり、
その上昇が続いている場合
再感染や治療失敗を疑い、
性的接触の状況や症状をあわせて確認します。

再感染時や再び数値が上がってしまったとき、
早期発見できるよう定期的な検査を行うこと
が必要だと考えます。

心当たりのある行為があった方や、治療後の確認検査をお考えの方は、上野院なら予約不要・匿名で検査を受けられます。来院前にWeb問診を済ませておくとスムーズです。→ WEB問診で来院準備をする

最後に

梅毒は一回治療したら終わり、だけでなく
定期的な検査を行うこと、

梅毒という病気について
よく知ることが大事です。

梅毒の治療の流れはこちら

参考文献

この記事の監修者

監修: 川崎検査クリニック川崎院 院長 大宅 裕之(おおたく ひろゆき)
2021年 山口大学医学部卒業。山口赤十字病院での勤務を経て、2025年より川崎検査クリニックにて男性専門の性感染症外来に従事。2026年7月、同院長に就任。検査から治療までの診療を行う。

最終更新日: 2026年8月20日

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

川崎検査クリニック医師(医師免許取得)。性病・STD専門外来を担当し、クラミジア・淋病・梅毒・HIV検査から治療まで幅広く対応。上野院・川崎院の2院を運営し、匿名・即日検査を提供。DoxyPEP(性病予防薬)やHIV-PEPなど最新の予防医療も実施。性感染症の早期発見・早期治療を通じて患者のQOL向上に取り組んでいる。

目次