薬を服用しても
陰性にならない、治らないことがあるんです。
ご存じでしたか?
なぜ治らないのか、一緒に読んでいきましょう。
何のこと?ってヒト
陰性確認の検査が面倒なヒト
危険です!!
STEP
細菌が1つ以上の抗菌薬に対して
効かないことを指します。
薬剤耐性は、耐性を持たない
別の細菌に伝達され、
その細菌も薬剤耐性化になり、
次々に連鎖していくことがあります。
STEP
服用方法を守りましょう!!
例えば5日間飲むべき抗菌薬を
よくなったから1日でやめてしまった、
本当は1日3回飲まなければいけない抗菌薬を
1回でやめてしまったなど、
抗菌薬が中途半端に効いた状態になると、
さらなる問題が起こります。
耐性菌が生き残り薬に弱い菌だけが
いなくなるという、
「耐性菌に甘く、耐性をもたない菌に厳しい」環境が体にできあがります。
「幅広い菌に効く抗菌薬」を
「不十分な量や期間」服用する危険性が
想像に難くないかと思います。
薬剤耐性菌は発生し、
ときに体を飛び越えて人から人へ、
また、人から環境へと拡散していきます。
残っているお薬を自己判断で飲むことを
避けていただくことも大事です。
私たち一人ひとりが
抗菌薬に対する正しい知識を持ち、
正しい使い方をすることで
薬剤耐性を広げないようにしましょう。
処方薬に対し、不明点があれば病院に問い合わせをすることが大切です。