男性の性病検査は、主に「尿」「血液(採血)」「うがい液(のど)」の3つで行います。上野院の性病検査は自由診療(保険適用外)で、料金は1項目7,000円〜です(検査を受ける場合、診察料はかかりません)。予約不要・匿名で保険証も必要なく、淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ(尿・うがい液)/梅毒(TP抗体)/HIVの6項目は、13:00までの検体採取で最短当日19時ごろに結果が出ます。この記事では、男性の性病検査のやり方、心当たりに合わせた検査項目の選び方、検査を受けられる時期、結果が出るまでの時間と費用の目安を、上野院の実際の検査に沿って整理します。
男性の性病検査のやり方は?尿・採血・うがい液で調べる
男性の性病検査では、調べる項目に応じて次の検体を採取します。どの検体を採るかは検査項目で決まり、1回の受診で複数の検体をまとめて採取できます。
| 検体 | 採り方 | 主に調べる項目 |
|---|---|---|
| 尿 | 専用の容器に尿を採取します | 性器のクラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ、トリコモナス・カンジダなど |
| うがい液(のど) | 専用の液体で約30秒うがいをして、その液を回収します。痛みはありません | のどのクラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ |
| 血液(採血) | 腕から採血を行います | 梅毒(TP抗体・RPR定量)、HIV、B型肝炎・C型肝炎 |
| 綿棒(皮膚擦過・ぬぐい液) | イボやできもの、水ぶくれ・ただれなど症状のある部位を綿棒でこすって採取します | ヘルペス、HPV(尖圭コンジローマ)、肛門の検査など |
のどの検査はうがい液で行うため、綿棒でのどの奥をぬぐう必要はありません(のどのHPV検査をご希望の場合のみ綿棒での採取になります)。ヘルペスは視診または皮膚擦過(抗原検査)で調べます。項目ごとの検査法は性病検査の方法一覧にまとめています。
検査の流れ(上野院)
予約は不要です。来院前にWEB問診(1分)に答えておくと、受付がスムーズです。呼び出しは番号制で、お名前をお呼びすることはありません。くわしい流れは検査の流れをご覧ください。
男性が性病かどうかの判断方法は?症状だけでは判断できない
厚生労働省は性感染症について「感染しても、すぐに症状が出ず比較的軽い症状にとどまる場合や無症状のままだったり、一度症状がでても感染力があるまま症状が消えることもあります」と説明しています。痛みやかゆみがないことは、感染していないことの根拠になりません。性病かどうかを確かめる方法は検査だけです。
もうひとつ大切なのは、調べた部位の感染しかわからないことです。当院の実測(川崎院・上野院の合算・2024年7月13日〜2026年8月31日)では、のどで淋菌が陽性だった方の64.9%は尿の検査では陰性でした。オーラルセックスの心当たりがある場合は、尿だけでなくのども調べる必要があります(くわしくはのどの淋病はキス・オーラルでうつるかの記事)。症状がある場合の病気の見当は性病の症状一覧が参考になります。
当院で検査を受けた男性の陽性率
上野院で検査を受けた方の実測です(集計期間 2024年7月13日〜2026年8月31日)。当院を受診された方の数字で、一般の男性の感染率を示すものではありません。
| 検査項目 | 陽性率 | 件数 |
|---|---|---|
| クラミジア(尿) | 13.4% | 2,603件中349件 |
| 淋菌(尿) | 6.2% | 2,415件中150件 |
| クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマのいずれか(尿) | 18.9% | 2,235件中423件 |
| クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマのいずれか(のど) | 9.5% | 2,011件中192件 |
| 梅毒(TP抗体) | 3.5% | 1,577件中55件 |
| HIV | 0.3% | 1,124件中3件 |
尿で4菌種のいずれかを検査した方のおよそ5人に1人が陽性でした。項目別の数字は性病検査の陽性率データ(上野院実測)に掲載しています。
上野院なら予約不要・匿名で、尿・のど・血液の検査を同じ日に受けられます。→ 来院予約はこちら(WEB問診・1分)
検査項目の選び方|心当たりのある行為から決める
厚生労働省は「性感染症は性交渉(セックス)で感染します」と説明し、オーラルセックスでも「口から性器へ、性器から口へ、の二通りの感染がありえます」としています。どの検体を採るかは、心当たりのある行為で次のように考えます。
- 性器の挿入をともなう性行為: 尿(クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマなど)と、血液(梅毒・HIV)
- フェラチオ・クンニなどのオーラルセックス: 上記に加えて、うがい液(のどのクラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ)。行為別のリスクはフェラで性病がうつる確率の記事で解説しています
- アナルセックス: 肛門ぬぐい液での検査もあります(肛門の性病検査)
- イボ・できもの・水ぶくれなどの症状がある: 症状のある部位の皮膚擦過(ヘルペス・HPVなど)
どの項目を受けるか迷う場合は、来院時にご相談ください。まとめて調べたい方向けの検査セットもあります。
- 初めて検査A(15項目): 49,800円
- 初めて検査B(11項目): 39,800円
- コンプリート検査(18項目): 64,800円
検査は行為から何日後に受けられる?
検査で調べられるようになるまでの期間は項目ごとに異なります。上野院では、感染の可能性がある機会から次の期間が経過していれば検査を受けていただけます。
| 検査項目 | 検査を受けられる時期 | 検体 |
|---|---|---|
| クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ | 24時間以上 | 尿(のどはうがい液) |
| トリコモナス | 24時間以上 | 尿 |
| カンジダ | 24時間以上 | 尿・皮膚擦過 |
| ヘルペス | 24時間以上 | 視診・皮膚擦過 |
| HIV | 4週間 | 血液 |
| 梅毒 | 1か月後 | 血液 |
| B型肝炎・C型肝炎 | 感染機会より2ヶ月 | 血液 |
| HPV(尖圭コンジローマ) | イボ・できものなどの症状が出た時点 | 皮膚擦過(綿棒) |
項目ごとに時期が違うため、24時間以上たった時点で尿とのどを調べ、梅毒・HIVはそれぞれの時期が来たら受けるという分け方もできます。時期の考え方は性病検査はいつから受けられるかの早見表でくわしく解説しています。
結果が出るまでの時間
結果が出るまでの時間は、検査項目によって次の3段階に分かれます。
- 約10分: 簡易ヘルペス(皮膚擦過)
- 13:00までの検体採取で最短当日19時ごろ: 淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ(尿・うがい液)/梅毒(TP抗体)/HIVの6項目。梅毒のRPR定量は最短翌日です
- 最短2日〜: 一般細菌・カンジダ・トリコモナス・細菌定性検査(尿)は最短2〜5日(トリコモナスのみ最短3日〜)、HPV型別は最短4〜17日
即日検査をご希望の場合、13:00までの検体採取で最短当日19時頃に結果をお知らせします(14:30以降の採取は翌日19時まで)。
- 約10分: 簡易ヘルペス検査(皮膚擦過・抗原検査)
- 当日19時頃(13:00までの検体採取): 淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマ/梅毒TP抗体/HIVスクリーニング
- 2日以降: 一般細菌・カンジダ・トリコモナス・細菌定性検査(尿)が最短2〜5日、HPV型別検査が最短4〜17日
項目別の目安は結果通知目安日数をご確認ください。
男性の性病検査の費用の目安|保険は使える?
上野院の性病検査は自由診療(保険適用外)です。料金は1項目7,000円〜で、検査を受ける場合は診察料はかかりません。保険証のご提示は不要で、受診記録が残ることもありません。保険診療での受診をご希望の場合は、保険診療を行っている医療機関をご受診ください。
項目ごとの料金と検査セットの内容は料金表に掲載しています。
男性の性病はどこで検査する?上野院の受け方
男性の性病の検査は、泌尿器科や性病科(性感染症内科)などの医療機関で受けられます。診療科ごとの違いは男性の性病検査は何科で受けるかの記事で解説しています。
川崎検査クリニック上野院は、男性の性病検査を専門に行うクリニックです。予約不要・匿名で受診でき、診察室・カウンセリング室は個室です。検査項目の一覧は検査メニューをご覧ください。
診療時間(上野院): 11:00〜13:30/14:30〜20:00(休診日なし・土日祝も同じ時間帯)
アクセス: JR上野駅 徒歩4分/上野御徒町駅 徒歩2分/JR御徒町駅 徒歩3分
13:00までに検体を採取すれば、6項目は最短で今日の19時ごろに結果がわかります。→ 来院予約はこちら(WEB問診・1分)
よくある質問
男性の性病検査は、調べる項目に応じて尿・血液(採血)・うがい液・綿棒でぬぐった検体を採取して行います。性器のクラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマは尿、のどの同じ項目は専用の液で約30秒うがいをしたうがい液、梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎は採血で調べます。のどの検査で綿棒をのどの奥に入れる必要はありません。1回の受診で複数の検体をまとめて採取できます。
症状だけでは判断できません。厚生労働省は、性感染症は感染してもすぐに症状が出なかったり、無症状のままだったり、一度出た症状が感染力のあるまま消えたりすることがあると説明しています。性病かどうかを確かめる方法は検査だけです。また検査は調べた部位の感染しかわからないため、オーラルセックスの心当たりがあれば尿だけでなくのども調べる必要があります。
泌尿器科や性病科(性感染症内科)などの医療機関で検査を受けられます。川崎検査クリニック上野院は男性の性病検査を専門に行うクリニックで、予約不要・匿名で受診できます。上野駅から徒歩4分、御徒町駅から徒歩3分で、土日祝も20時まで診療しています。
厚生労働省は、性感染症は性交渉で感染すると説明しています。挿入をともなう性行為だけでなく、オーラルセックスでも口と性器のあいだで感染がありえます。一方で厚生労働省は、HIVは唾液・涙・尿などの体液では感染させるだけのウイルス量は分泌されず、傷のない皮膚からは感染しないとしており、米国CDCも梅毒は便座や浴槽、衣類の共用などではうつらないとしています。性行為の経験がまったくない場合の原因は、別の記事でくわしく解説しています。
上野院の性病検査は自由診療(保険適用外)です。料金は1項目7,000円〜で、検査を受ける場合は診察料はかかりません。保険証のご提示は不要で、受診記録が残ることもありません。保険診療での受診をご希望の場合は、保険診療を行っている医療機関をご受診ください。
性行為の経験がないのに症状がある場合の原因と検査は性行為の経験がなくても性病になるかの記事で解説しています。
参考文献
- 厚生労働省「性感染症」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html
- 厚生労働省「知っておきたい 性感染症の正しい知識」https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202308_00001.html
- 厚生労働省「オーラルセックスによる性感染症に関するQ&A」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/oralsex_qa.html
- 厚生労働省 HIV検査・相談マップ「HIV・エイズって何?」https://www.mhlw.go.jp/hivkensa/knowledge/whatis/
- CDC「About Syphilis」https://www.cdc.gov/syphilis/about/
- 川崎検査クリニック上野院「性病検査の陽性率データ(上野院実測)」https://pcr.luna-dr.com/ueno/column/ueno-sti-positive-rate/
この記事の監修者
大宅 裕之(おおたく ひろゆき)/川崎検査クリニック川崎院 院長。2021年 山口大学医学部卒業。山口赤十字病院での勤務を経て、2025年より川崎検査クリニックにて男性専門の性感染症外来に従事。2026年7月、同院長に就任。検査から治療までの診療を行っています。
最終更新日: 2026年10月13日


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