フェラで性病がうつる確率は?種類別のリスク・症状が出るまでの期間と検査時期を医師監修で解説

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川崎検査クリニック上野院|フェラチオで感染する性病の種類・症状・検査方法(咽頭クラミジア・淋菌・梅毒)

「フェラチオくらいなら性病はうつらない」と思っていませんか?結論から言うと、フェラチオでも性病はうつります。咽頭(のど)はクラミジア・淋菌・梅毒をはじめとする多くの性感染症の感染経路になります。

1回の行為でうつる確率は、相手の感染状況・粘膜の傷の有無・行為の内容によって変わるため、一律の数値では示せません。実際の目安になるのは「検査を受けた人のうち何%が陽性だったか」です。当院(川崎検査クリニック上野院)の2024年7月13日〜2026年8月31日の実測では、のどの検査で咽頭淋菌4.6%・咽頭マイコプラズマ/ウレアプラズマ9.5%・咽頭クラミジア2.2%、血液検査で梅毒3.5%が陽性でした。決して低くない頻度です。

本記事では、フェラでうつる性病を種類別のリスク・症状が出るまでの期間(潜伏期間)・検査を受けるべき時期の順に、医師監修のもとで解説します。

目次

フェラでうつる性病の感染確率を種類別に一覧で見る

フェラチオは口腔粘膜と性器粘膜が直接接触するため、複数の性感染症がうつりえます。「行為の強度が弱いから大丈夫」という根拠はなく、1回の行為でも感染が成立するケースが報告されています。

下の表の「当院陽性率」は、当院で検査を受けた方のうち陽性だった方の割合です。1回のフェラチオでうつる確率そのものではなく、受検者にはフェラチオ以外の性行為を経験した方も含まれます。種類ごとのリスクの大小を比べる目安としてご覧ください。

疾患名 感染部位 主な症状 潜伏期間 当院陽性率
咽頭クラミジア のど 違和感・痛み(約70〜80%は無症状) 1〜3週間 2.2%
咽頭淋菌 のど 痛み・膿(多くは無症状) 2〜7日 4.6%
梅毒 全身 無痛性潰瘍・皮疹 3〜6週間 3.5%
咽頭マイコプラズマ のど 炎症・咳(多くは無症状) 1〜3週間 5.3%
咽頭ウレアプラズマ のど 自覚症状に乏しい 1〜4週間 5.0%
性器ヘルペス(HSV-1) 口唇・性器 水疱・潰瘍 2〜12日 —
HPV(咽頭型) 咽頭・扁桃 多くは無症状 数週〜数ヶ月 —

※当院陽性率:2024年7月13日〜2026年8月31日、川崎検査クリニック上野院独自集計・個人差があります。

する側・される側で異なる感染リスク

フェラチオにおける感染リスクは、「する側」と「される側」で感染しやすい疾患・部位が異なります。

「する側」がかかりやすい咽頭感染

フェラチオをする側は、相手の性器分泌物・粘膜と口腔・咽頭粘膜が直接接触します。そのため咽頭クラミジア・咽頭淋菌・咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマに感染するリスクが高まります。

これらの咽頭感染は約70〜80%が無症状で経過するため、「のどが痛くないから大丈夫」という判断は非常に危険です。→ 無症状でも危険な理由はこちら

とくに咽頭クラミジアについては、厚生労働省の報告(性器にクラミジアが感染している人の10〜20%はのどにも感染)と当院の実測(咽頭クラミジア陽性率2.2%)をあわせてフェラでクラミジアはうつる?のどの症状と検査を受けられる時期で詳しく解説しています。

「される側」が注意すべき性器・尿道の感染

フェラチオをされる側(受ける側)は、相手の口腔・咽頭に病原体が存在する場合、亀頭や尿道口を通じて尿道に感染することがあります。代表的なのが淋菌性尿道炎・クラミジア性尿道炎です。

注意が必要なのは、のどの淋菌・クラミジアは約70〜80%が無症状で経過する点です。相手にのどの痛みなどの自覚症状がなくても感染は成立しうるため、「相手は元気そうだったから大丈夫」という判断はできません。

このほか、口唇ヘルペスの原因となるHSV-1を相手が保有している場合は性器ヘルペスを発症することがあります。梅毒も、次の項で述べるとおりする側・される側のどちらにも感染しえます。

される側に出やすい症状(尿道の感染)

  • 排尿時の痛み・違和感
  • 尿道からの分泌物(膿)
  • 尿道口のかゆみ・不快感

淋菌性尿道炎は症状が比較的はっきり出やすく、クラミジア性尿道炎は症状が軽い、あるいは無症状のまま経過することも少なくありません。症状の有無だけで判断せず、心当たりがあれば検査を受けてください。

される側の検査は尿検査(初尿)で行います。のどの検査(うがい液)とあわせて受けることで、する側・される側どちらの感染も確認できます。

参考: 当院(上野院)の尿検体の陽性率は、クラミジア13.4%(2,603件中349件)・ウレアプラズマ・パルバム12.9%(2,418件中312件)・淋菌6.2%(2,415件中150件)です(2024年7月13日〜2026年8月31日)。この数値は性行為全般を含む全受検者のもので、フェラチオのみを感染経路とする症例に限定した値ではありません。

心当たりのある行為があれば、上野院なら予約不要・匿名で当日検査が可能です。→ WEB問診で来院準備をする

梅毒はする側・される側のどちらにも感染する

梅毒はする側・される側のどちらにも感染しえます。当院の実測データでは梅毒(血液)の陽性率は3.5%(1,577件中55件)です。国立健康危機管理研究機構(JIHS)でも、梅毒はオーラルセックスを含む多様な性行為で感染することが示されています。

フェラチオでの梅毒について、確率の考え方・口やのどに出る症状・検査を受けられる時期をさらに詳しく解説しています。→ フェラで梅毒がうつる確率と口・のどの症状

心当たりのある行為があれば、上野院なら予約不要・匿名で当日検査が可能です。→ WEB問診で来院準備をする

当院の実測データ:咽頭検査の陽性率(2024年7月13日〜2026年8月31日)

以下は川崎検査クリニック上野院の独自集計データです。その多くが定期検査での発見でした。

咽頭淋菌

4.6%

2,198件中101件

咽頭クラミジア

2.2%

2,243件中49件

咽頭マイコプラズマ・
ウレアプラズマ

9.5%

2,011件中192件

梅毒(血液)

3.5%

1,577件中55件

集計期間:2024年7月13日〜2026年8月31日、当院独自集計・個人差があります。

症状が出るまでの期間(潜伏期間)と検査を受けるべきタイミング

フェラチオで感染した場合、症状が出るまでの期間は疾患ごとに異なります。また、感染した直後は病原体の量が少なく検査で捉えられないことがあるため、「症状が出る時期」と「検査を受けられる時期」は分けて考える必要があります。

疾患名 症状が出るまでの目安(潜伏期間) 検査を受けられる目安
咽頭クラミジア 1〜3週間 感染機会から24時間以上
咽頭淋菌 2〜7日 感染機会から24時間以上
梅毒 3〜6週間 感染機会から1か月

咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマ・ヘルペス・HPVについては、症状の有無や経過によって検査に適した時期の判断が変わります。迷う場合は来院時に医師へご相談ください。

なお、潜伏期間を過ぎても症状が出ないまま経過することが多いのが、のどの感染の特徴です。

症状がない場合でも検査は必要か

必要です。のどのクラミジア・淋菌は約70〜80%が無症状で経過するため、「のどが痛くないから感染していない」とは判断できません。当院の咽頭検査で陽性となった方も、その多くは症状ではなく定期検査での発見でした。

症状がないまま経過すると、気づかないうちにパートナーへうつしてしまう可能性があります。心当たりのある行為があった場合は、症状の有無にかかわらず検査を受けることをおすすめします。→ 無症状でも危険な理由はこちら

フェラチオで感染リスクが高まる状況・経路

  • コンドームを使用しない:もっとも感染リスクを高める要因
  • 口内射精・大量の分泌物との接触:病原体の量が感染成立に関係する
  • 口腔内や性器の傷・潰瘍がある:粘膜バリアが低下し感染しやすくなる
  • 相手が性感染症に感染している(未治療):病原体の排出量が多い時期
  • 口腔内の炎症・歯周病がある:細菌・ウイルスの侵入経路となりやすい
  • 複数のパートナーとの行為:累積リスクが高まる

コンドームを使った場合でも、防げる病気と防ぎきれない病気があります。→ ゴムありでも性病はうつる?コンドームで防げる病気と防ぎきれない病気

上野・御徒町エリアにおける性感染症の感染状況

川崎検査クリニックは全国の系列院合計で70,000件以上の性感染症検査実績を持ちます。東京都感染症情報センター「梅毒の流行状況(東京都 2024年)」によれば、2024年の東京都内の梅毒報告数は3,760件で、近年も高い水準が続いています。当院は上野駅から徒歩4分、御徒町駅から徒歩3分という好立地で、予約なし・匿名・当日結果通知が可能です。

フェラチオ後に受けるべき検査項目と方法

のどへの感染は血液検査では判定できないため、咽頭の検査(うがい液の採取)が必須となります。上野院では、のどのクラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマはうがい液のみで採取するため、綿棒でのどをぬぐうことはありません(のどのHPV検査をご希望の場合のみ、綿棒での採取になります)。

検体 検査できる主な疾患 採取方法
咽頭(うがい液) 咽頭クラミジア・咽頭淋菌・咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマ 専用の液でうがいをして採取(痛みなし)
血液 梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎 静脈採血(2〜3分)

のどのHPV検査もご希望に応じて実施しています(HPVのみ綿棒での採取になります)。

フェラチオのみの場合、咽頭(うがい液)+血液検査の組み合わせが推奨されます。

→ 検査方法の詳細

上野院での検査の流れ

  1. STEP1:Web問診(約3分・匿名)
    スマートフォンから24時間事前問診が完了。本名・保険証は不要。
  2. STEP2:来院・受付(予約不要)
    上野駅徒歩4分・御徒町駅徒歩3分。行為の詳細をお話しいただく必要はありません。
  3. STEP3:咽頭(うがい液)の採取
    専用の液でうがいをしていただくだけで採取できます。痛みや不快感はありません。
  4. STEP4:当日結果通知・会計
    多くの検査項目で当日中に結果をお知らせ。陽性の場合は当日治療も可能。

今すぐ検査を受けたい方へ:当日中に結果を受け取るための受付時間・対象となる検査項目・費用の目安は、即日で結果が出る性病検査の条件と費用の目安で詳しく解説しています。

プライバシー配慮:行為の詳細(相手の性別・行為の種類・パートナーの人数など)をお話しいただく必要は一切ありません。

上野駅徒歩4分・御徒町駅徒歩3分|予約不要|当日結果通知

料金・検査セット

すべて自由診療(保険適用外)です。

セット名 検査項目 料金
咽頭STDセット 咽頭クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ(4項目) 料金ページで確認
咽頭+血液フルセット 咽頭4項目+梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎(計8項目) 料金ページで確認

よくある質問(FAQ)

オーラルで性病にかかる確率は?

1回あたりの確率を一律の数値で示すことはできません。目安になるのは検査を受けた方の陽性率で、当院(上野院)の2024年7月13日〜2026年8月31日の実測では咽頭淋菌4.6%、咽頭マイコプラズマ・ウレアプラズマ9.5%、咽頭クラミジア2.2%、梅毒(血液)3.5%でした。「フェラチオでは感染しない」という認識は誤りです。

オーラルで性病にかかることはありますか?

あります。口腔粘膜と性器粘膜が直接触れるため、咽頭クラミジア・咽頭淋菌・梅毒・咽頭マイコプラズマ・咽頭ウレアプラズマ・ヘルペス・HPVなどがうつりえます。挿入を伴わない行為でも感染は成立します。

口から性病に感染することはありますか?

します。相手の口の中やのどに病原体がいる場合、フェラチオを受ける側の尿道に感染して淋菌性尿道炎・クラミジア性尿道炎を起こすことがあります。逆に、する側は相手の性器分泌物からのどに感染します。どちらの向きにも感染は成立します。

舐められただけで性病にかかることはありますか?

かかることがあります。舐められる側は、相手の口腔・咽頭に病原体があると尿道や亀頭に感染することがあります。のどの淋菌・クラミジアは約70〜80%が無症状のため、相手に自覚症状がなくても感染は成立しえます。

性病で一番やばいやつは何ですか?

一律に順位はつけられませんが、放置したときの影響が大きいのはHIVと梅毒です。梅毒は治療しないまま経過すると全身に症状が広がることがあり、HIVは治療が遅れると免疫の低下が進みます。いずれも早期に見つけて治療を始めることが重要で、咽頭クラミジア・淋菌・梅毒は適切な抗生物質で多くの場合完治が期待できます。

症状がなくても検査は受けるべきですか?

はい。咽頭クラミジア・咽頭淋菌などは感染者の約70〜80%が無症状で経過します。症状がないことは感染していない証拠にはなりません。

感染後、いつ検査を受ければいいですか?

咽頭クラミジア・淋菌は感染機会から24時間以上、梅毒は1か月が目安です。判断に迷う場合は医師にご相談ください。

コンドームをすれば感染しないですか?

コンドームは感染リスクを大幅に低減しますが、完全にゼロにはできません。定期的な検査との組み合わせをお勧めします。

パートナーにもうつっている可能性はありますか?

可能性があります。自分が陽性と判明した場合は、パートナーにも検査・治療を受けてもらうことが再感染防止の観点から重要です。

受付で行為の詳細を話す必要はありますか?

必要ありません。感染リスクのある部位を確認しますが、行為の詳細やパートナーの情報をお伝えいただく必要は一切ありません。

まとめ

  • フェラチオは咽頭クラミジア・淋菌・梅毒・マイコプラズマ・ウレアプラズマなど複数の性感染症の感染経路となる
  • 当院データで咽頭マイコプラズマ・ウレアプラズマ(いずれか陽性)9.5%・咽頭淋菌4.6%・梅毒3.5%の陽性率が確認されており、フェラ後の性病リスクは無視できない
  • 咽頭感染は約70〜80%が無症状のため、定期的な検査が重要
  • フェラチオ後は咽頭(うがい液)+血液検査の組み合わせで主要な性感染症を網羅できる。上野院では当日結果通知が可能

フェラ後の性病リスクが気になる方はお早めにご相談ください。

参考文献

上野駅徒歩4分・御徒町駅徒歩3分|予約不要|当日結果通知

この記事の監修者

監修: 川崎検査クリニック川崎院 院長 大宅裕之

最終更新日: 2026年9月14日

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この記事を書いた人

川崎検査クリニック医師(医師免許取得)。性病・STD専門外来を担当し、クラミジア・淋病・梅毒・HIV検査から治療まで幅広く対応。上野院・川崎院の2院を運営し、匿名・即日検査を提供。DoxyPEP(性病予防薬)やHIV-PEPなど最新の予防医療も実施。性感染症の早期発見・早期治療を通じて患者のQOL向上に取り組んでいる。

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